愛妻家で有名な社長が、地味な女社員と不倫していた!?【冷え切った食卓】
冷え切った関係になってもなお、由紀菜とのかつての日々に思いをはせながらなんとか暮らす夫で社長の宮田。ですが、浮気というスキャンダルによって、少しずつその心がひび割れ始めているようです。今回は「愛妻家で有名な社長が、地味な女社員と不倫していた!?」の話の中から冷え切った食卓での話をご紹介いたします。
あらすじ
新婚当初の幸せな食卓とは打って変わって、冷え切った関係になってしまった夫・宮田と妻・由紀菜。食卓にはデリバリーの料理が並び、会話もほとんどありません。由紀菜の手料理が食べたいと願う宮田ですが、由紀菜は冷たくあしらいます。そんな中、不倫相手の小野からメッセージが届き、宮田は妻にバレないよう必死に隠しますが、それ以上に由紀菜の態度に深く傷つくことになります。
見どころ
妻の冷たいあしらいに傷つく宮田の姿
新婚時代の回想から一転、現在のデリバリーばかりの食卓に寂しさを覚える宮田。久しぶりに由紀菜の手料理が食べたいと精一杯笑顔で提案しますが、由紀菜はスマホから目を離さず、「え~、やだ」と冷たくあしらいます。この宮田の悲痛な表情と、由紀菜の無関心な態度が、夫婦関係の深い溝を浮き彫りにしています。
不倫相手からの連絡に動揺する宮田
デリバリーの料理ばかりになった食卓で、由紀菜の冷たい態度にため息をつく宮田。そんな時、ポケットのスマホが振動します。ロック画面に表示された「小野弘実」の文字を見て、宮田は咄嗟にスマホを隠します。妻に不倫がバレるのではないかと焦る宮田の動揺が手に取るようにわかる場面です。
夫への無関心さが露呈した由紀菜の行動
不倫相手との約束を断るために、妻に「夜遅くなる」と伝えて止められることを期待する宮田。しかし由紀菜はスマホから目を離さず、「ん、そう」と一言。あっけらかんとした由紀菜の態度に、宮田は絶望的な表情を浮かべます。夫が夜に出かけることにすら興味を示さない由紀菜の姿は、冷え切った夫婦関係を象徴しているかのようです。
▽好きの反対は無関心。一番傷つくのは、興味を持たれないことなのかもしれません。宮田は不倫という過ちを犯していますが、由紀菜の夫への無関心な態度には、共感するのではないでしょうか。この夫婦の未来に、かすかな希望は残されているのでしょうか。