産後の妻を一切労らず家政婦扱いする夫に「疲れすぎてるみたいで…」相談しても突き放された話

産後は体が思うように動かないものですよね。それなのに妻を労わるどころか、そっけない態度を取る夫にはショックを受けるでしょう。今回は産後の妻を一切労らず家政婦扱いする夫に「疲れすぎてるみたいで…」と相談しても突き放された話をご紹介いたします。
主人公の朝倉真帆は、難産の末、元気な男の子・律を出産しました。陣痛がはじまり駆けつけた夫・誠司は喜んで律の写真を撮っています。
でも真帆には冷たい態度を取ったのでした。里帰り出産だった真帆でしたが体調が戻らず、誠司にもう少し実家にいたいと伝えますが、帰って来いと言われてしまいます。てっきり律と自分に会いたいのだと思い、近くに住む姉に送ってもらい帰宅した真帆でしたが、荒れ放題の部屋に驚きます。
しかもその晩夫婦の時間を求められ拒否したところ、舌打ちをされてしまいます。翌朝も不機嫌な態度をとられた真帆は、交際中の素敵だった誠司を思い出し、複雑な気持ちになります。育児で手一杯な真帆ですが、さらに誠司から「早くその見た目どうにかしたら?」「母親になった瞬間女捨てるなんて」と言われ、ショックを受けたのでした。
自宅に戻ってから2週間、何とか生活は立て直したもののあまり体調がよくない真帆。一方誠司は写真を撮るときだけ律をかわいがりますが、隣で泣いていても放置します。そんな中、突然胸に痛みが走った真帆は高熱が出てしまいました。翌日姉に病院に連れて行ってもらい、乳腺炎であることが発覚します。痛みに苦しんだ真帆でしたが、誠司は開口一番に明日の朝食を心配したのでした。
もともと真帆のルックスに惹かれ、交際、結婚した誠司。しかし妊娠中の体型に不満を抱いた上、産後1か月で夫婦の時間を求めてきます。体調が戻らず拒否した真帆に対し、内心「出産なんか誰でもすることなのに大げさに騒ぎやがって」と苛立ち、裏アカに愚痴を投稿します。そしてなぜか浮気公認と都合よく解釈した誠司は、マッチングアプリをインストールしたのでした。
職場で外部のライター・彩花と親しくなった誠司は、ふたりで食事に行きます。真帆の悪口で盛り上がり、「モテ期が来た!」と喜びます。さらにマッチングアプリで知り合った女性とデートした誠司。体調不良の真帆から早く帰ってきてほしいと連絡がきますが、無視したのでした。
帰宅し、別人のようにゲッソリした真帆に驚いた誠司。限界の真帆から抱っこを代わってほしいとお願いされますが、「母親の仕事だろ!」と暴言を吐きます。裏アカに愚痴を書き込み、スッキリしたのでした。
彩花から「相談にのってほしい」と連絡が来て個室でふたたび会いますが、相談は口実だと知った誠司。いい感じの雰囲気になり喜ぶ一方で、真帆は浮気を疑います。なかなか律が泣き止まず、ワンオペがつらいと感じたのでした。
そんな中、姉が真帆の様子を見に来てくれました。体調不良の真帆を見て、少しの間うちに来たらと提案してくれます。姉に頼りたい真帆は帰宅した誠司に相談しようとしますが、育児系の部署に異動になり不機嫌です。到底言い出せる雰囲気ではなく、仕事が大変なら支えるべきと飲み込んだのでした。しかし誠司がその日の夜……?
夫婦の時間を求める誠司

「ムシャクシャしているから」という理由で夫婦の時間を求めるも、体調不良の真帆から拒否された誠司。一方の真帆は体の心配すらせず、苛立ちをぶつけてくる姿を見て、優しかった誠司はどこに行ってしまったのかと不安になったのでした。



「好きにすればいいんじゃない」
真帆の体調も気遣わず、ムシャクシャしているという理由で夫婦の時間を求めた誠司。翌日も姉の家で体を休めたいと相談した真帆を突き放したのでした。育児に協力するどころか家政婦のように扱い、一方的に夫婦の時間を求めた誠司はあまりにも真帆への優しさがなさすぎますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。