お母さんとしては悪くないけど…我が子を優先するあまり、周りが見えなくなってしまった子連れ様の話

2025.12.11

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子育ては生半可な気持ちではできないですよね。仕事と家事のバランスを取りながら、日々育児を頑張っているママもいるでしょう。そんなときに社員旅行という名の家族旅行に招待されたら、いい気分転換になるかもしれませんね。でも同じ職場の子連れ様と遭遇してしまったらどうでしょうか? 今回は我が子を優先するあまり、周りが見えなくなってしまった子連れ様の話をご紹介いたします。


主人公の橘愛美は、1歳6か月の娘・百合と夫・大地の3人家族です。ファミレスをチェーン展開している会社で商品企画の仕事をしている愛美は、育児のため時短勤務で働いています。この日百合を連れて小児科に行った愛美は、雨が降りそうだったためバスに乗りますが、ぶつかってきたおじいさんに暴言を吐かれてしまいました。
平日で空いている時間にもかかわらず、「この邪魔なベビーカーを畳むのが常識だ!」と怒られ、唖然とします。その後も散々怒鳴り散らされた上、周囲から「これだから子連れ様はイヤなのよ」と冷ややかな目で見られた愛美はバスを降り、雨の中泣きながらベビーカーを押したのでした。
帰宅し、大地と夕飯を食べる愛美。建築会社で現場監督をしている大地は帰りが遅く、実質愛美のワンオペになっていることを謝罪します。本当はフルタイムに戻りたい愛美ですが、大地に言えず悩んでいました。バスでの出来事を話したところ、自分のこと以上に怒ってくれた大地。そんな大地から、会長夫人の計らいで提案された社員旅行の話が出ます。社員旅行といっても行き先とホテル以外は自由で、実質家族旅行ができると知った愛美はワクワクが止まりません。
いよいよ旅行当日になり、新幹線に乗る愛美たち。しかし通路を挟んで隣の子連れ夫婦が、窓際の席を巡って揉めはじめます。夫・壮太に窓際をとられた妻・京香は、ほかの人を押しのけ他人の指定席に座りますが、予約していた女性から注意されます。
しかし謝罪するどころか子どもを盾に自分勝手な持論を繰り広げ、「子どもに席ひとつ譲れないなんて人として終わってる」と暴言を吐きます。壮太も寝たふりをしており、居ても立ってもいられなくなった愛美が注意しますが、部外者は出てくるなと怒鳴られます。
そこにとあるマダムが現れ、窓際の席がいいなら予約をするべきだったと注意します。愛美が「窓際の席は予約しているけれど、ご主人が座ってしまったようだ」と説明すると、壮太を怒らせたくない京香は渋々引き下がったのでした。京香の言動は身勝手な一方で、育児に必死な気持ちは伝わってきた愛美。それより何もしない壮太にモヤモヤしたのでした。
目的地に到着し、豪華なホテルにテンションが上がった愛美と大地。チェックインをしますがそこに京香一家がおり、大地と壮太が同じ会社であると発覚します。しかし大地が工事部だと知り見下した壮太。さらに愛美たちと一緒に水族館に行きたいと言う京香に対し、部屋で休むから夕飯まで帰ってくるなと言い放ったのでした。
愛美たちと一緒に水族館に来た京香でしたが、愛美がベビーカーを預けたことに苛立ちます。スタッフに八つ当たりし一瞬焦ったものの、すぐにご機嫌になり息子・優太に優しく接したのでしたしかし人気のペンギンエリアを前に、再び子連れ様全開になってしまった京香。ベビーカーで突進した上、子どもが優先だと暴言を吐き、周囲は唖然とします。
見かねた大地が注意しますが、「子どもを育てる母は神のような存在」と身勝手な持論を展開した上、大地の学歴をバカにします。プライドを傷つけられた大地は言い返すことができなかったのでした。

疲れが込み上げる大地

周りが見えなくなってしまった京香

ホテルに戻り、身勝手な京香を思い出し疲れが込み上げた大地。京香が傍若無人すぎる一方、我が子を優先するあまり周りが見えなくなっていると感じた愛美なのでした。他人をないがしろにするのはよくないですが、お母さんとしては悪い人ではないからこそ、扱いが難しいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

2025.12.11

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Written by Googirl編集部

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