娘の防犯意識が甘い夫に家出少女アカウントを作らせた結果…「うちにおいでよ」現実を思い知った話

子どもの防犯は大きなテーマですよね。特に娘がいる家庭の場合、日常生活において細心の注意を払っている人も少なくないでしょう。でも夫の防犯意識が甘すぎると、妻がどんなに気をつけていても危険な場面に遭遇してしまうかもしれません。今回は娘の防犯意識が甘い夫に家出少女アカウントを作らせた結果、現実を思い知った話をご紹介いたします。
主人公の絵里は夫・則男と中学3年生の娘・いのりの3人家族です。年頃の娘の防犯を意識する絵里ですが、則男はイマイチ認識が甘い様子。フルネームの入ったジャージを外に干さないで欲しいと頼んでも、「気にしすぎ」と理解してくれません。また性犯罪のニュースを見ても「そんな男なんて一握りだよ」と聞き流してしまいます。
そんな則男ですがいのりが幼少期の頃から目を離したり、見守りGPSの利用料を気にしたりと、絵里と噛み合わない部分がありました。そんないのりも中学生になり、家から少し離れた塾に通うことになります。
冬になり受験の追い込みがはじまったいのりは、帰りが遅くなってしまうため両親が迎えに行くことになりますが、則男は乗り気ではありません。この日は絵里が仕事だったため則男が迎えに行くはずがすっぽかし、いのりは不審者に後をつけられてしまいます。不審者が途中でつけるのをやめたため事なきを得ましたが、絵里はいのりを怖い目に遭わせた則男に激怒します。
それでも防犯意識が甘い則男に、絵里は女子中学生になりすましたアカウントを作らせます。そして「親とケンカしたからうちに帰りたくない」「泊めてくれる人いないかな」と投稿させました。
則男が直面した現実









現実を思い知った則男
娘への防犯意識が薄かった則男でしたが、続々と届く気持ち悪いコメントやDMを見て、現実を思い知ったのでした。娘が置かれている状況を肌で感じ、考えを改めた則男。これを機にいのりのことをもっと大切にしてほしいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。