誹謗中傷を繰り返し、内定取消になった男…逆恨みして攻撃するも、あっさり投げ飛ばされた話

第一印象は見た目に左右されることが多いですよね。でも見た目ばかりにこだわってしまうと、相手の本質を見誤ってしまうこともあります。今回は誹謗中傷を繰り返し内定取消になった男が、逆恨みして攻撃するもあっさり投げ飛ばされた話をご紹介いたします。
大学4年生の金子斗真は、ジムでのトレーニングが日課。自称イケメンの斗真ですがプライドが高く、自分から女性に声をかけておいて断られると逆ギレするような性格です。またジムでの様子を度々アップするSNSはフォロワーが10万人いますが、実際は加工が欠かせません。
そんな斗真も新学期になり、新入生獲得のためのサークル活動が始まりました。斗真から勧誘され、美人な新入生・町田瞳は彼氏・青木由史とサークル見学に来ますが、由史を彼女なんているはずのない陰キャだと決めつけた斗真は失礼すぎる発言をします。しかし瞳は由史をベタ褒め、「私、あなたとはお付き合いできません」とバッサリ斗真を振るのでした。それでもめげない斗真は、「俺の魅力で奪ってやればいい」と瞳を略奪することを決意します。
その後斗真のアウトドアサークルに入った瞳と由史は、仲間たちと新歓イベントの買い出しに行きますが、斗真は悪びれもせず遅刻します。瞳に近づきたい斗真ですが由史の鉄壁のガードで話すことができず、とうとう由史の具合が悪いと嘘をつき、瞳を呼び出しました。瞳に嘘だとバレた斗真はスマホを奪い、夜までデートしてくれたら返すと言いますが、瞳から「ひったくりにあったと警察に行く」と拒絶されてしまいます。
いよいよ新歓を兼ねたハイキング当日に肝試し大会が行われ、斗真にくじを細工された瞳はペアになってしまいます。斗真と夜の森を歩く瞳ですが滑って足をケガ、その隙に斗真が告白してきます。当然バッサリフラれた上、由史を陰キャとバカにすることや、他人を見下してばかりの態度を指摘され、逆ギレした斗真は瞳を置いて戻ってしまいます。
足をケガした瞳は動けず、暗闇に取り残されますが、由史が助けに来てくれました。瞳を置いていったと知ったサークルメンバーは斗真を軽蔑、ついにサークルから追い出します。そんな斗真も就活がはじまりましたが、当然うまくいきません。
苛立った斗真はなぜか瞳と由史を逆恨み、SNSに誹謗中傷コメントをします。さらに瞳が3股をかけていたと嘘をつき、校内に悪い噂が流れはじめました。アウトドアサークルの暴露アカウントにもデタラメが投稿され、瞳は斗真の仕業ではないかと考え、由史に相談します。怯えた学校生活を送る瞳とは対照的に、企業から内定をもらった斗真なのでした。
一方由史は暴露アカウントに書かれた肝試しの投稿を見て、誹謗中傷の犯人は斗真だと確信します。開示請求の費用について調べる由史ですが、思いのほか高額だと知り、学生課に出向きます。
相変わらず加工した自撮りをアップする斗真ですが、SNSで知り合った初対面の女性に「やっぱりあの噂ってほんとだったんだ」と言われます。疑問に思った斗真が問いただすと、加工なしの写真がSNSで拡散されていると知ります。以前SNSで会った女性に晒されたと知りますが、さらに隠し撮りが拡散され炎上します。
大学でもSNSが広まった上、暴露アカウントも斗真の仕業だと特定されます。窮地に立たされた斗真は学生課に呼び出され、誹謗中傷やサークル内でのハラスメントについてヒアリングが行われます。就職に影響が出る可能性を知り逆ギレ、「あいつらみたいな人間ネットにさらされて当然」と墓穴を掘ったのでした。
3か月の停学処分通知が届いた斗真。さらに就職先からも内定を取り消されます。斗真がいなくなりサークルに平和が戻ってきますが、ネットでも炎上中の斗真の怒りの矛先は瞳に向かいます。そして逆恨みした斗真が瞳と由史の前に現れ……?
逆恨みした斗真

逆恨みした斗真から瞳を守る由史。「どけよ、陰キャ。俺はその女に用があるんだ」と言われても、「いくら先輩の頼みとはいえそれは聞けません」と反論します。

「お前らのせいで俺の人生めちゃくちゃだ……」「お前らさえ現れなければこんなことにはならなかったのに……」と、瞳たちに責任転嫁する斗真。

「先輩もうやめましょう」「そんなことしたって、誰も幸せになれませんよ」となだめる由史。しかし冷静さを失った斗真は言うことを聞きません。


斗真をあっさり投げ飛ばした由史
瞳と由史を逆恨みし、攻撃的な態度を取った斗真。由史がなだめても言うことを聞きませんでしたが、最終的にあっさり投げ飛ばされたのでした。誹謗中傷やハラスメントだけではなく、物理的にも攻撃しようとした斗真は救いようがないですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。