プレゼントなんかいらない! 夫が「離婚危機」に直面して初めて気づいたこと【こんなものいらない!】
妻や我が子を大切に思う夫は理想的です。しかし、その「大切にするための行動」が、妻の本当の願いとすれ違っていたらどうなるでしょうか? 今回は、双子を授かった夫婦、健吾とさつきの結婚記念日の話をご紹介いたします。
あらすじ
大切な結婚記念日。健吾はさつきへ花束やケーキ、ネックレスを用意し、意気揚々と帰宅。しかし、さつきは浮かない表情でプレゼントを叩き落とし、「こんなのいらない!」と叫びます。なぜ妻が怒っているのか理解できない健吾はムッとしますが、さつきは「健吾くんはいつもそうだよ! 気遣ってくれるところが全部違う!」「本当に求めているのは物質的なものじゃない!」と感情を爆発させます。健吾はただ息を呑むばかりでした。
見どころ
健吾の期待
結婚記念日に、さつきがプレゼントを喜んでくれると期待に胸を膨らませていた健吾。しかし、さつきの反応は思ったよりも薄く、健吾は内心「大切な記念日を忘れるなんて、酷くないか?」と不満を募らせます。
さつきの感情爆発「こんなのいらない!」
健吾が差し出したネックレスの入った袋を、さつきは感情的に叩き落とし、「こんなのいらないよ…! 欲しいなんて言ってない!」と叫びます。さつきがこれまでの健吾の行動にどれだけ不満とストレスを溜め込んできたかを物語っており、物質的なプレゼントでは埋められない、深い心の溝が露呈する瞬間です。
健吾への悲痛な訴え
「してほしいこと、ずっと言ってきたし、お願いしてきたよね!?なのに、どうして全然わかってくれないの!?」と、顔を上げて健吾を睨むように訴えるさつき。その言葉には、これまで健吾に伝え続けてきた願いが届かないことへの絶望と、深い悲しみが込められています。
▽ 健吾が用意したプレゼントは、さつきにとってなにもうれしいものではありませんでした。さつきのしてほしいことは、今まで事あるごとに話していましたよね。