「何も知らないって幸せね…」不倫相手の妻の言葉に心がざわついた話【変わってしまった夫】

不倫相手には良い所だけしか見せていないにもかかわらず、相手のすべてを知った気になり、本妻にマウントを取る不倫相手は少なくないのかもしれませんね。そもそも不倫自体許される行為ではありませんが、それでも優越感に浸らずにはいられないのでしょうか。
今回は、「『何も知らないって幸せね…』不倫相手の妻の言葉に心がざわついた話」の中から「変わってしまった夫」をご紹介します。

あらすじ

33歳の主婦・瑞葉は、幼馴染で夫の恭介と幸せな結婚生活を送っていました。恭介が大学に進学した際に告白され、恋人となった二人の交際は順調に進み、瑞葉が26歳の時に結婚。恭介が会社を辞めて独立した後、彼の会社が軌道に乗るのを機に、瑞葉は専業主婦となり、恭介を支えることに尽力します。
しかし、恭介の希望で子どもを持たないことを決めていた瑞葉は、暇を持て余し、昔から憧れていた翻訳家の仕事を始めるのでした。充実した日々を送っていたはずの瑞葉でしたが、会社が軌道に乗り始めた頃から、恭介は徐々にモラハラの片鱗を見せるようになり、瑞葉に対してもそっけなくなります。
さらに、最近では女性の影まで感じるようになり、不審に思った瑞葉は、恭介に真実を確かめようとします。そんな瑞葉が買い出しに向かっている途中、ある女性に声をかけられるのでした。

見どころ

瑞葉と恭介の生活

幼馴染だった二人がついに結婚しゴールイン。恭介の専業主婦になってほしいという申し出にこたえて、陰から夫を支える瑞葉でしたが、その生活は瑞葉にとってどこか物足りないところもあったようです。

モラハラと女の影

昔から優しい恭介の姿を見てきた瑞葉でしたが、会社を独立しはじめてから、どこか恭介の態度に違和感を持つようになりました。それだけでなく、最近では「女の影」を感じるようになった瑞葉。なんだか不穏な空気が漂い始めました。

声をかけてきた女性

恭介への不信感を募らせ、深く悩む瑞葉の前に、ある女性が、「恭介さんの奥さんですよね？」と声をかけます。なぜ瑞葉のことを知っているのでしょうか？

▽ 幼馴染の男性と結婚し、幸せいっぱいの瑞葉でしたが、ある時から急に人が変わってしまった夫に対して不信感を抱いています。そんな瑞葉に声をかけてきたのは……?