「何も知らないって幸せね…」不倫相手の妻の言葉に心がざわついた話【不穏な再会】
不倫相手にはいい所だけしか見せていないことにも気付かず、相手のすべてを知った気になり本妻にマウントを取る不倫相手というのは、少なからず存在するのでしょう。そもそも不倫自体許される行為ではありませんし、そんなことをしても幸せになれるはずがありませんが、それでも優越感に浸らずにはいられないのかもしれません。今回は、略奪婚に成功した女性が地獄に落ちるまでのお話をお届けします。
あらすじ
夫・恭介のベッド写真と「早く別れろ」と書かれた手紙を握りしめ、涙を流す瑞葉。恭介の不倫を疑いつつも、証拠が足りないことに焦りを感じ、興信所に調査を依頼します。興信所からの報告を待つ間、瑞葉は恭介に気づかれぬよう平静を装い続けますが、その間にも不倫相手と思しき人物からの陰湿な嫌がらせはエスカレート。
お墓のパンフレットや無言電話、大量の宅配注文、そして剃刀の刃が仕込まれた樹海への案内図まで送りつけられ、瑞葉の精神は少しずつ追い詰められていきます。そんな中、やつれた様子の瑞葉の前に、以前出会ったインフルエンサーの女性・桃花が再び現れたと思いきや、わざとらしく倒れ込むのでした。
見どころ
証拠集めと瑞葉の葛藤
恭介の不倫疑惑を突きつけられた瑞葉は、涙を流しながらも「泣いてる場合じゃない」「事実関係をはっきりさせなきゃ」と自分を奮い立たせます。ベッド写真だけでは言い逃れされる可能性があると判断し、興信所に調査を依頼。証拠隠滅を避けるため、恭介に悟られないよう普段通りの自分を演じ続ける瑞葉でした。
嫌がらせのエスカレートと精神的苦痛
興信所の調査を待つ間、瑞葉への嫌がらせは陰湿さを増していきます。お墓のパンフレットや無言電話、大量の宅配注文に加え、剃刀の刃が仕込まれた樹海への案内図まで送りつけられるひどい有様です。
桃花との不穏な再会
嫌がらせに苦しむ瑞葉の前に、以前出会ったインフルエンサーの桃花が再び現れます。「やっぱり、私の言った通りになりましたね」「次に会った時は絶対お茶しようって」と意味深な言葉を投げかけ、お茶の誘いを断るとわざとらしくめまいを起こして倒れ込みます。そして、そのバッグには、まさかのマタニティマークが……。
▽ 夫の不倫を疑い、証拠集めに奔走する瑞葉を、不倫相手と思しき人物からの陰湿な嫌がらせが精神的に追い詰めていきます。そんな中、かつて意味深な言葉を残した桃花が再び現れ、瑞葉の心にさらなる波紋を広げるのでした。