「俺が落とせなかった女はいない」人生楽勝だったイケメンを叩きのめした話【花形メンバーへのやっかみ？】

琴音は、マーケティングプランナーとして優秀なバリキャリ女子。そんな彼女の職場には、どうやら一筋縄ではいかない男性がいるようです。
特に気になるのは、「俺が落とせなかった女はいない」と豪語するような、人生イージーモードに見える営業のエース、氷室蓮……。一体どんな展開が待ち受けているのでしょうか？

あらすじ

重要案件のメンバーに選ばれた山城先輩と氷室。琴音は選ばれませんでしたが、先輩に挨拶だけでもしようとしたところ、氷室が絡んできました。氷室は、「もしかしてメンバーに選ばれなかったからやっかんでる？」と、ありえない推測を口にする始末。琴音は「別に大丈夫なんで」と冷静に返し、その場を後にします。
オンラインミーティングでクライアントの藤堂との打ち合わせを終えた琴音は、以前誘われていた食事について改めて誘われます。「仲間たちと一緒に」という藤堂の言葉に安心した琴音は、その提案を受け入れることに。仕事の成果を認められ、親睦の機会まで設けられたことを喜ぶ琴音でしたが、食事の席に氷室も同席することには、複雑な思いを抱くのでした。

見どころ

ありえない推測

挨拶をしようとした琴音に対し、氷室が放った「もしかしてメンバーに選ばれなかったからやっかんでる？」という言葉。さらに自分で「花形メンバー」と言っちゃうあたり、彼の自己満足が滲み出ています。

冷静な一蹴

氷室の的外れな発言に対し、「あ、私は別に大丈夫なんで」「失礼します」と冷たく一蹴する琴音。彼の挑発に乗らず、余計な関わりを避けたいという気持ちが、短い言葉の中に凝縮されています。

仲間たちとの食事

クライアントの藤堂から、仲間たち皆で食事に、と誘われた琴音。「お礼と、親睦の場にもなればと思いますので」という彼の言葉に、警戒しながらも最終的に承諾します。仕事で良い成果を出し、相手に感謝されるというのは、心が満たされる瞬間ですよね。琴音の表情にも、わずかながら光が見え始めます。

▽ 氷室は、琴音が他の女性のように自分をチヤホヤしてくれないのが悔しいみたいですね。琴音はすでに氷室が中身のない人間だと見抜いているので、どうしようもないのではないでしょうか？　それよりも、クライアントである隼人との食事会のほうが、琴音にとっては重要な出来事になりそうです。しかし、そこに氷室も同席するとなると……。