「私は孫のお世話をさせてあげてるだけ」実家依存の毒姉に振り回された話【伊吹の後悔】

2025.06.03

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「毒親」という言葉が広まる一方で、「毒姉」という存在も、姉妹関係に深い影を落とすことがありますよね。いつまでも姉妹仲良く、というのが理想ですが、個性の強すぎる姉に振り回される苦しさは計り知れません。
今回は、そんな毒姉の言動によって、自身の家族に大きな負担をかけていたことに気づき、男性が深い後悔に苛まれる、「『私は孫のお世話をさせてあげてるだけ』実家依存の毒姉に振り回された話」をご紹介します。


あらすじ

毒姉のちふゆと実家で暮らす伊吹は、ちふゆの娘・望の育児を義母に任せきりにしていました。しかし、望の失踪騒動をきっかけに、伊吹は自分がこれまでどれだけ現実から目を背けてきたかを痛感します。義母に大きな負担をかけ、そして何よりも望が心に問題を抱えていることに気づきながらも、ちふゆの言葉を信じ、まともに対処してこなかったことを深く後悔します。
小学校の先生からの連絡でようやく事の重大さに気づいた伊吹は、つぐみたちに謝罪しますが、ちふゆはそんな伊吹に不満を抱くばかり。伊吹は、この状況はすべて自分たちの責任だと、深く頭を下げるのでした。

見どころ

伊吹の痛切な後悔と自己批判

望の失踪騒動を経て、ようやく目が覚めた伊吹は、つぐみたちに「僕はずっと逃げてたんです」「望たちの世話がお義母さんたちの負担になってるのは明らかだったのに、自分にとって都合のいい言葉にだけ耳を傾けて僕は現実を見ようとしなかった」と、これまでの自分の行動を痛切に後悔し、自己批判します。
彼の言葉からは、毒姉であるちふゆの言動を信じ、現実から目を背けてきたことへの深い反省が伝わってきます。伊吹がようやく親としての責任に目覚めた瞬間であり、彼の心の変化を感じさせるでしょう。

望が発していたSOSのサイン

伊吹は、望が保育園児の頃から、そして小学校の先生からも、「望君が授業中に突然ノートを真っ黒に塗りつぶした」「ずっと爪を噛んでいたり」「最近はお友達と喧嘩することも多い」といった、心のSOSを発していたことを知ります。
望の深爪になった指先は、彼女が抱えるストレスと心の傷の深さを物語っており、伊吹がそのSOSに気づきながらも、ちふゆの言葉を信じてまともに対処してこなかったことへの後悔が、胸を締め付けます。子どもの心のケアの重要性を改めて訴えかけます。

責任転嫁するちふゆと伊吹の覚悟

望が心に問題を抱えていることを伝えても、「大丈夫だ」と聞く耳を持たないちふゆ。伊吹は、それでもちふゆを信じて何もしてこなかったことを悔やみ、「そうやって手をこまねいているうちにこんなことが起きてしまった。だから今回のことはすべて僕たちの責任なんです」と、ちふゆを含めた自分たちの責任だと認め、深く頭を下げます。
しかし、ちふゆは最後までバツの悪そうな顔でそっぽを向いており、伊吹の言葉を受け入れようとしません。この対比は、ちふゆの自己中心的で、責任転嫁する性格を浮き彫りにしています。

▽ 望の失踪騒動で、ようやく目が覚めた伊吹。つぐみたちに謝罪をしますが、ちふゆはそんな伊吹に不満を抱いているようですね。伊吹は、望の心の問題と、そしてちふゆとの関係に、どのように向き合っていくのでしょうか。

2025.06.03

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Written by Googirl編集部

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