「私は孫のお世話をさせてあげてるだけ」実家依存の毒姉に振り回された話【つぐみの決断】

2025.05.04

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出産を終え、実家で里帰り生活を送るつぐみ。しかし、そこに毎朝当然のように現れる姉・ちふゆに振り回される日々が始まります。自分の子どもである望を一方的に置いていき、つぐみや両親の負担を全く考えない姉の言動はエスカレートしていくばかり。今回は、そんな身勝手な毒姉との間で揺れ動くつぐみの葛藤を描いたお話をご紹介します。


あらすじ

産後の体を休める間もなく、姉のちふゆは毎朝息子の望を連れて実家にやってきます。そして、「今日もよろしくー」と一方的に言い残し、夜にはお礼も言わずに連れて帰るという毎日。あまりの身勝手な姉の態度に父が注意するも、ちふゆは聞く耳を持ちません。
それどころか、翌日にはまるで何事もなかったかのように望を連れて現れ、父に追い返されると、なんと玄関先に望だけを置いて立ち去ってしまうのです。
信じられない姉の行動に強い嫌悪感を抱きながらも、つぐみは一人残された望を家に入れます。しかし、望は不安定で手に負えないことも多く、つぐみは心身ともに疲弊していきます。そんな中、夫の邦彦とのテレビ電話中に、ついに涙が溢れてしまいました。
夫にこれまでの経緯を話したつぐみは、邦彦の優しい言葉に支えられ、里帰りを切り上げて自宅に戻ることを決意します。そして、実家を出る際、母に「姉を出禁にしない限り、もうここには来ない」と告げるのでした。

見どころ

悪びれない態度の姉

毎朝、当然のように望を連れてきて、挨拶もそこそこに去っていくちふゆ。父に叱られても全く反省する様子はなく、「育児と仕事の両立の大変さも知らないくせに!」と反論する始末。そして極めつけは、インターホン越しに父に追い返された後、望だけを玄関先に置いて平然と立ち去るという衝撃的な行動です。

板挟みになるつぐみの葛藤

つぐみは望を迎え入れるも、不安定で手に負えない望の行動に疲弊していきます。しかし「望がこうなったのはすべて姉のせい」と感じるつぐみは、望を叱ることも拒むこともできません。幼い姪に対する同情と、姉への憤りの間で揺れ動くつぐみの複雑な感情が伝わってきます。

夫の優しい言葉と決意

限界を迎えたつぐみが、夫の邦彦に電話でつらい気持ちを伝えました。すぐに「里帰りは切り上げて、うちに帰って来る…?」と優しく問いかける邦彦。そして、「そんな状態のつぐみを放っておけるわけないだろ」という力強い言葉は、里帰りを切り上げることの背中を押したのでした。

▽ 産後の不安定な心身に加え、実家依存の姉の身勝手な行動に限界を感じ、ついに自宅へ戻ることを決意したつぐみ。身近な家族関係における有害な影響と、そこから抜け出すための勇気を描いています。
つぐみの苦悩や葛藤を通して、人間関係を見つめ直すきっかけを与えてくれるかもしれません。そして、何よりも夫の温かい存在が、有害な関係に苦しむつぐみにとって心の支えとなるでしょう。

2025.05.04

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Written by Googirl編集部

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