「私は孫のお世話をさせてあげてるだけ」実家依存の毒姉に振り回された話【悪いのは姉か、それとも母か】

2025.04.02

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子供の頃は仲良しだったけど、大人になり自分のきょうだいが「ヤバい人だった」ことに気付く、なんてこともあるものです。今回はそんな「家依存の毒姉に振り回された話」から、母がダウンしてしまったエピソードをご紹介します。


あらすじ

大学生の主人公・つぐみには11歳年上の姉がいる。あるとき姉は結婚で家を出て行くが、その翌日から度々実家に寄っては、母の手料理をごっそり持ち帰るということを繰り返していた。しかも、姉はつぐみの分のおかずまで持っていってしまうのだった……。

そして結婚から1年後、姉が出産。姉は実家に里帰りし、つぐみも甥っ子をかわいがった。ただ出産を機に、姉はますます実家に入り浸るように。しかも姉は実家で自分の子どもの世話を一切することなく、母親に任せっきり。母親もそれに対し文句を言うことはない。そんな2人の態度に、モヤモヤが止まらないつぐみ。

最初のうちは、大好きな甥っ子が来てくれてうれしかったつぐみだが、毎日となると心が休まらない。しかも、姉と甥っ子は実家に朝早くに来て、夜の9時頃までずっといるのだ。学生のつぐみは、甥っ子の泣き声で勉強にも集中できず……。つぐみは育児を丸投げされた母を心配したが、母は「私なら大丈夫」と答えるだけ。さらに母は「あの子は育児も家事も苦手だから」と、姉をひたすらフォローする。その後仕事復帰することになった姉は、なんと仕事に行っている間、ずっと母に子どもを預けると言い出した。しかも保育料を支払う気もなく先が思いやられる。

見どころ

母がダウン…

乳児のお世話をしながら家事をこなし、さらに姉夫婦の夕飯まで用意していた母。そんな生活が何ヶ月も続いたある日、母はとうとうダウンしてしまった。

「薬を飲んでさっさと治して」

体調が悪い母は、姉に1日くらい仕事を休めないのか尋ねる。しかし姉は母を労わるどころか「薬を飲んでさっさと治して」と母を責めた。

これ以上母に何を言っても無駄…

ここまで酷い扱いを受けても怒るどころか、姉の心配をする母。この期に及んでまだ自分を犠牲にしようとする母を見て、つぐみは「これ以上は何を言っても無駄だ」と悟る。

姉も姉ですが、そんな姉の肩を持つ母にも不満が募るつぐみ。姉がここまで横暴になったのには、母にも原因があるのかもしれません。育児の大変さと子の自立について、あらためて考えさせられますね。

2025.04.02

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記事を書いたのはこの人

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Written by Googirl編集部

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