イヤよイヤよも好きのうち?私の彼氏は嫌知らず【おかしいのは誰?】
みなさんは「嫌知らず」という言葉をご存じでしょうか。「嫌知らず」というのは、嫌だからやめて欲しいと伝えても、その気持ちを理解できず、問題行為をやめてくれない人のことを指すそうです。この説明を読み、そういえば……と自分が過去にされた出来事を思い出す方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな嫌知らずな彼氏に振り回された女性のお話をお届けします。
あらすじ
主人公の志保は、憧れの人と付き合うことができましたが、「もったいない精神」からなかなか別れる決意ができませんでした。しかし、ようやく目が覚め、彼と別れることができました。会社で会うのは気まずいものの、すっきりした気分でいました。ところが、別れた後も彼氏はしつこく話しかけてきて、主人公を食事に誘います。「別れたのだから行くわけがない」と断ると、「まだ怒っているのか?いい加減機嫌を直せ」と言われ、主人公は絶句。「この男はとことん人の話を理解できないのだな」と、むしろ恐ろしくなります。
その後も、断っても断っても彼はしつこく付きまといますが、主人公の冷たい態度を同僚には「なんかずっと怒っててさ〜」と冗談めかして話しています。これ以上は自分だけでは対処できないと思った主人公は、彼氏の上司に相談することにしました。上司から注意されたことで、彼氏は怒って主人公のところへ乗り込んできます。2人で話したいと言いますが、何をされるかわからないと思った主人公は、その場で話すことに。
すると、彼は「痴話喧嘩を報告するなんてどうかしてる」「言いたいことがあるなら直接言え」などと、理不尽な怒りをぶつけてきます。主人公は冷静に「言いたいことはもう全部言った」「別れたい理由も説明した」と告げますが、それでも彼には理解できません。「ここまで言っても理解できないなら病気だから病院に行った方がいい」と言うと、彼はカッとなり大声でキレ始め、注目を集めたまま、これまでの自身の行いを暴露してしまうのです。
見どころ
まさかすぎる発言
「一度病院に行かれてみては?病院探しくらいなら手伝いますよ」別れ話の後もしつこく付きまとう彼氏に、主人公が冷静に告げた言葉です。「病気だから病院に行った方がいい」と言われた彼は、「俺は病気なんかじゃない!いたって正常だ!」と真っ赤になって怒ります。しかし、主人公があまりにも驚いた反応をするので、一瞬たじろぐ場面も。自分の言動がおかしいとは、微塵も思っていない彼の様子に注目です。
次々と暴露される彼の言動
「買ったばかりのお気に入りの財布をドブ色で私によく似合ってるって褒めてくれたり」主人公は、彼氏が過去に言った信じられない言葉を冷静に暴露していきます。「胸がない分痩せて見えるからスタイルがよく見えるだけ」「買ったばかりのお気に入りの財布をドブ色で私によく似合ってるって褒めてくれたり」など、悪意がないからこそタチが悪い彼の発言の数々に、周囲はドン引き。彼の衝撃発言に注目です。
墓穴を掘るとはこのこと
「渡邊さんがハゲてても気にしないよって言ってあげればよかった」さらに主人公は追い打ちをかけます。「臭いがつくから家の中でたばこは吸わないで欲しいってお願いしたら、気を利かせて換気扇の下で吸ってくれたのに、感謝の言葉ひとつ言わずにすみませんでした」と嫌味たっぷりに言い、最後には「こんなことになるなら私もちゃんと、渡邊さんがハゲてても気にしないよって言ってあげれば良かった」と畳みかけます。これにはさすがの彼も「ちっ…俺はハゲてなんかない!でたらめ言うのはやめろ!」と反論しますが、周囲は「え?渡邊さんって若ハゲなの?」「まじ?w」と大盛り上がり。墓穴を掘るとはこのこと、という展開に注目です。
▽ 自身の愚行を愚行とも思わず、観衆の前で暴露する瑛斗。さすがに今回ばかりは、自身のおかしさに気が付いたようです 。