イヤよイヤよも好きのうち? 私の彼氏は嫌知らず【一度、病院に行かれてみては?】
「イヤよイヤよも好きのうち」なんて言葉がありますが、「本当に嫌がっているのにやめてもらえなかった」なんて経験がある人はいませんか? 他人に嫌がられていることや迷惑がられていることに気づかず、平気で問題行為を続ける人を「嫌知らず」と言うそう。もし彼氏がこのタイプだったら、話が通じなさすぎてストレスが溜まりそうですよね。今回は「イヤよイヤよも好きのうち? 私の彼氏は嫌知らず」の中から、フラれたことを認めない瑛斗にあきれた話をご紹介します。
あらすじ
ずっと憧れだったイケメンの先輩・瑛斗と付き合いはじめ、幸せいっぱいの主人公・志保。しかし瑛斗が「空気の読めない失礼すぎる男」だと気付くのに、そう時間はかからなかった。
「嫌だからやめて」と言っているにもかかわらず、志保のコンプレックスをいじったり、お気に入りの財布をディスったりする瑛斗。しかも瑛斗は「俺は気にしないから大丈夫」とズレた返答ばかり……。堪忍袋の緒が切れた志保は本気で怒るが、瑛斗からヒステリー扱いされてしまう。
そんなある日、友達とご飯を食べることになった志保。友達に瑛斗のことを聞かれ、瑛斗のヤバい話をぶちまける。そこで友達に「志保の彼氏、嫌知らずじゃない?」と言われ、唖然とする……。
嫌知らずの意味を調べると、まさに今の自分の状況や瑛斗の特徴と一致していることがわかった志保。
思い悩んでいるときに、瑛斗から連絡が。瑛斗への気持ちを確かめるべく、会うことを決めた志保。1時間後に来るように伝えたが、その約束を守らない瑛斗に、またしても不信感が募る……。
すると瑛斗は、生理だから嫌だと言う志保に無理やり迫って、行為をしようとしてきた。何度も拒絶しているのに強引な瑛斗に、ついに志保の我慢は限界に。
志保は、瑛斗に別れを告げた。別れることに納得のいかない瑛斗はゴネるが、志保に家を追い出されてしまう。
別れを告げたはずなのに、志保にしつこく絡んでくる瑛斗。我慢できなくなった志保は、瑛斗の上司に相談するのであった。
見どころ
上から目線な瑛斗
上司にチクられたことに腹を立てた瑛斗が、志保に文句を言いにやってきた。すると「たかが痴話喧嘩を上司に報告するなんてどうかしてるぞ!」「言いたいことがあるなら直接言え」「俺を好きだって言うから付き合ってやってるっていうのに」と言いたい放題な瑛斗にあきれ果てる志保。
冷静に対応する志保
志保は「私は自分の気持ちはすべて伝えたつもりです」「それでも理解していただけないようでしたので」と冷静かつ他人行儀な言い方をして、瑛斗を突き放す。
「一度、病院に行かれてみては?」
話の通じない瑛斗に、笑顔で「一度、病院に行かれてみては?」と言い放った志保。
プライドの高い人ってフラれたことを認めたくないのか、いつまでも上から目線な言い方でみっともないですよね。志保の言う通り、ここまで話が通じないと病院を勧めるしかありません……。