「で、出身大学は?」学歴主義な採点男の悲惨な末路【地獄の底】

2025.05.13

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学歴は、努力の証であり、社会において評価されるべき要素の一つかもしれません。しかし、学歴だけに固執してしまうと、大切なものを見失ってしまうこともありますよね。
今回ご紹介する話は、学歴至上主義の男性が、その価値観に囚われたことで、まさかの事態に陥ってしまうお話です。一体何が彼を待ち受けているのでしょうか。


あらすじ

会社からの帰り道、康太は1000万円を持ち逃げした友理奈のことを考え、途方に暮れていました。貯金は底をつきかけ、会社も辞めてしまったため収入もありません。焦燥感に駆られながら自宅に戻ると、ポストには電気代とクレジットカードの明細書が。目を疑うほどの高額な請求書に、康太は愕然とします。
一刻も早く友理奈を見つけ出そうと興信所に依頼するも、手がかりは少なく、高額な費用に断念。警察に駆け込むも、まずは被害届の提出を促され、思うように捜査が進まないことに苛立ちを募らせます。そんな中、自宅に届いたのは弁護士事務所からの封筒。中には、元上司である美玖からの慰謝料請求書が……。

見どころ

迫りくる現実

クレジットカードの明細を見て、思わず「っ…」と息をのむ康太。友理奈との甘い生活の裏で、着実にお金が減っていた現実が、重くのしかかります。高額な請求書を前に、彼の焦りはさらに深まっていきます。

学歴への恨み節

興信所への依頼を諦めた康太の心には、やり場のない怒りが渦巻いています。「どうせ大した学歴もないくせにっ…」という心の声は、彼の学歴至上主義がいまだ根強く残っていることを示唆しています。追い詰められた状況でさえ、他人を見下すような考え方しかできない彼の人間性が垣間見えるシーンです。

人生の終焉

美玖からの慰謝料請求書を手に、額を押さえて笑い出す康太。「俺の人生 もう終わりだ」という独白が、彼の絶望的な状況を物語っています。1000万円の損失に加え、慰謝料という新たな問題が彼の精神を完全に壊していくのです。

▽ どれだけ探し回っても友理奈は見つからず、お金が戻ってくる可能性は限りなくゼロに近い状態に。さらにそんな康太に追い打ちをかけるように、美玖から慰謝料の請求書が届きます。学歴に固執し、他人を見下してきた彼の末路は、まさに自業自得と言えるでしょう。この話は、学歴というフィルターを通してしか人を見ることができなかった男の、悲惨な転落劇として、深い感情的な衝撃を与えるのではないでしょうか。

2025.05.13

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Written by Googirl編集部

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