「で、出身大学は?」学歴主義な採点男の悲惨な末路【絶対に許さない! 】
「学歴は関係ない」「最終学歴より今が大事」なんて言われることもありますが、やっぱりどこか気になる学歴という肩書。特に恋愛や結婚においては、相手の学歴を気にする人も少なくないのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、まさに学歴に固執し、それが原因で思わぬ落とし穴に落ちてしまう男性のお話です。彼の身に一体何が起こるのでしょうか?
あらすじ
大企業勤めの康太は、学歴至上主義者。女性の学歴をやたらと気にし、何かと採点するような言動も……。そんな彼が、居酒屋で知り合った才色兼備の女性・友理奈と意気投合し、共同で新たな事業を始めることに。友理奈に惚れ込んだ康太は、彼女に言われるがまま、事業のためにと1000万円を渡します。しかし、その直後から友理奈と連絡が取れなくなってしまうのです。「まさか騙された!?」焦った康太は、友理奈の行方を必死に探しますが、手がかりは全く掴めません。そんな中、かつての同期・歩夢から突然の電話が……。
見どころ
音信不通…まさかの裏切り!?
朝まで普通に連絡を取り合っていたのに、突然電話が繋がらなくなるという異常事態に陥る康太。「おかけになった番号は現在使われておりません」という冷たいアナウンスが、彼の焦りをさらに掻き立てます。「一体何が起こったんだ?」普段とのギャップに、不安を覚えるのではないでしょうか。
初めて知る事実と募る焦燥感
友理奈の家に行ったことが一度もないことに気づき、住所さえ知らないという事実に愕然とする康太。「散らかっているから」という彼女の言葉を軽く信じていた彼の油断が、今になって重くのしかかります。唯一の手がかりであるはずの勤務先「ヨツボシ」にも、友理奈という社員は存在しないと言われ、康太の焦りは頂点に達します。
縋る思いと過去の再確認
友理奈と出会った場所、よく行っていたホテル、彼女が話していた場所……。藁にも縋る思いで奔走する康太の姿は、どこか痛々しくもあります。そんな中、思い出される友理奈の言葉の数々。「優秀な方がトップに立つべきでしょ?」「ねえ 長谷川社長」「じゃあまた連絡するね!」これらの言葉が、今となっては冷たい皮肉のように響き、「もしかして……」という嫌な予感を抱くのではないでしょうか。
▽ お金を渡した途端に友理奈と連絡が取れなくなり、パニックに陥る康太。しかし喚いたからといって友理奈が出てくるわけもなく……。完全に手詰まりです。学歴ばかりを重視してきた康太が、最終的にどのような悲惨な末路を迎えるのか。そして、歩夢からの突然の電話は何を意味するのでしょうか。