「で、出身大学は?」学歴主義な採点男の悲惨な末路【地獄の入口】

2025.05.05

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学歴は、その人の努力を示す一つの指標となるでしょう。しかし、学歴だけが人の価値を測る物差しではありませんよね。学歴に固執し、周りの人を見下してきた男性が、自らの行いで窮地に陥っていく話をご紹介します。


あらすじ

会社内で何かと気に食わない女性社員・美玖に対し、陰湿な嫌がらせを繰り返していた康太。学歴を笠に着て、周囲を見下すような態度も日常茶飯事でした。そんな彼の悪行が、ついに明るみに出てしまいます。常務や上司が同席する会議室に呼び出された康太は、そこで自身の暴言の数々が録音された音声を聞かされることに。
さらに、美玖への嫌がらせだけでなく、他の社員へのセクハラやパワハラ行為も告発されてしまいます。言い逃れようとするも、複数の社員からの証言という決定的な証拠を突きつけられ、康太は言葉を失います。上司からも以前忠告を受けていたにも関わらず、全く反省していなかった彼の態度に、常務は失望の色を隠せません。処分を言い渡されそうになった康太は、逆上し、会社を辞めると宣言。勢いで退職届を叩きつけ、会社を後にしますが、彼にはさらなる誤算があったのです。

見どころ

逃れられない証拠

嫌がらせの事実を否認し続ける康太に、美玖が冷静に突きつける録音データ。「これを聞いても嫌がらせ行為はなかったと?」という言葉には、彼女の強い意志が感じられます。焦燥の色を浮かべ、言葉を失う康太の表情との対比が、事態の深刻さを物語っていますね。

過去の忠告はどこへ

処分を下そうとする上司の口から語られたのは、以前康太にしたという忠告。「君も仕事ぶりは悪くないんだがな…」。しかし、この言葉に康太の「…はあ?」という間の抜けた反応は、彼が自身の問題行動を全く自覚していなかった何よりの証拠でしょう。受け止めなかった彼の傲慢さが、今の状況を招いたと言わざるを得ません。

繋がらない未来

会社を飛び出し、これから始まるはずだった新たな生活に期待を膨らませ、康太は電話をかけます。しかし、聞こえてきたのは、「おかけになった番号は現在使われておりません」という冷たいアナウンスが流れます。彼の表情には、焦りと困惑が入り混じり、暗雲が立ち込めていることを暗示しているようです。

▽ 自らの悪事が明るみになり、会社からの処分を目前にして、逆ギレ退職という衝撃的な行動に出た康太。しかし、彼が頼りにしていたはずの人物との連絡が途絶えてしまうという、予想外の展開が待ち受けていました。学歴という鎧に身を包み、周囲を見下してきた彼の独りよがりな行動は、誰にも理解されず、孤独な末路を迎えようとしているのかもしれません。

2025.05.05

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Written by Googirl編集部

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