「再構築できますか?」愛妻家の夫に裏切られた妻の選択【ごめん、ごめん…ごめん!】
結婚生活において、夫婦円満は憧れのひとつですよね。でも自他ともに認める愛妻家な夫が、実は浮気をしていることもあるもの。このまま離婚するべきか、それとも子どものために再構築するべきか悩んでしまうでしょう。今回は「愛妻家の夫に裏切られた妻の選択」の中から、家族との別れのときをご紹介します。
あらすじ
主人公の晴美と夫・慎平は結婚7年目の夫婦。子宝にも恵まれ、仲睦まじい日々を送っている。慎平は子育てにも積極的で気が利き、晴美はこの先もこんな幸せな日々が続くと思っていた。しかしある日晴美は車にネックレスが隠されているのを発見する。はじめは自分へのプレゼントだと思っていたものの、慎平からその気配はない。その後慎平のポケットから女性物の指輪が出てきたり、夜になっても連絡がつかなくなったりと不審な行動が相次ぐ。晴美が冗談で浮気を問うと、なんと1年も浮気していたことが発覚。ショックで慎平を拒絶する晴美だが、慎平は離婚したくないと言う。
晴美に許してもらえないことに焦った慎平は、晴美に何も言わず浮気相手・百合子を家に連れてくる。一見礼儀正しく謝罪する百合子だが、自分が若くてかわいいことを自覚し、晴美にマウントを取っている。そのことに気づいた晴美は我慢の限界を迎え、慎平との離婚を決意する。その後離婚が決まり、晴美の両親には謝罪していた慎平。でも義両親には連絡していないのか、義母たちは何も言ってこない。不審に思った晴美は義母に電話することにした。
離婚まで2週間となったある日曜日、晴美は慎平に内緒で、慎平の実家に連れ出す。案の定両親に浮気と離婚の話をしていなかった慎平は大激怒される。その上浮気のことは内緒にして、百合子をただの再婚相手として紹介するつもりだったことが発覚する。
晴美は義両親に、浮気相手の写真を見せた。そして義両親に最後の挨拶をしたのであった。
見どころ
ようやく懲りた慎平
慎平は百合子に別れを告げた。家族を失ったことや両親に悲しい思いをさせたことで、ようやく自分の罪の重さを理解したようだ。
百合子との別れ
今後再婚することがあったとしても、百合子とするのは不可能だと告げる。そして百合子は会社を辞め、晴美から慰謝料を300万円請求されることになった。
慎平が家を出る日
慎平が家を出る日、子どもたちとの別れを見て思わず涙が込み上げてくる晴美。そして慎平は晴美と子どもたちに別れを告げて、家を出るのであった。
事の重大さに気づいたときは、すでに手遅れ……。なぜもっと早く自分の愚かさに気づかなかったのでしょうか。大切な家族を失ってまで浮気をするなんて、本当に情けないですよね。