「故人を悲しむかどうかは私の自由」母が父の葬儀で涙を見せなかった理由

大切な家族との別れの場であるお葬式。悲しみに暮れるのが「当たり前」とされる場所で、もしも身内が晴れやかな顔をしていたら、あなたはどう感じますか? 世間の常識や親戚の目、そして長年連れ添った夫婦の真実に、深く考えさせられるエピソードをご紹介いたします。
母が手に入れた「本当の自由」

父が亡くなったとき、母の顔に涙はありませんでした。それどころか、どこか清々しい表情を浮かべていたんです。父は生前、お世辞にも良い夫とは言えませんでした。モラハラ発言や時には暴力まで……。母はずっと耐えてきた。だから、葬儀の場での母の笑顔は、私にとっては長年の苦労からの「解放」に見えました。でも、それを許さないのが親戚一同です。「なんて不謹慎な嫁だ」「非常識にも程がある」と、心ない言葉が母に浴びせられました。会場が険悪な空気に包まれたその時、母は背筋をピンと伸ばして言い放ったんです。「喪主としての務めは最後まで果たします」「でも……」「故人を悲しむかどうかは私の自由」「心の中まで指図される覚えはありません」と。凛としたその姿に、親戚たちは黙り込みました。母の強さに感動しましたね。(体験者:60代女性・会社員/回答時期:2025年1月)
▽ お母さん、これからは穏やかな日々を過ごしてほしいです……。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。