「ありがとう」も言えない夫…60歳になって離婚を決意した妻の話

長年連れ添った夫婦なら、言葉がなくても伝わる……なんていうのは、お互いに敬意があってこそ成り立つ幻想です。毎日当たり前のように家事をこなし、お茶を淹れても、一度も感謝の言葉を口にしない夫。そんな「やってもらって当然」という態度の積み重ねが、一人の女性の心をどれほど冷え切らせるか、男性は気づいていないことが多いものです。今回は、感謝を忘れた夫に見切りをつけた、ある女性のエピソードをご紹介いたします。
感謝のない日常の終焉

「おい、お茶」と、夫は新聞を見たまま私に背を向けて言います。淹れて出しても、「これ冷えてないぞ」とケチをつけ、目は新聞に釘付け。お礼どころか、飲み終えた湯呑みを片付けることすらしません。結婚して25年、私はずっと夫の影として尽くしてきました。でも、ある日ふと思ったんです。「私はこの人の家政婦じゃない」って。その日は私の誕生日でした。期待はしていませんでしたが、夫は帰宅するなり「飯は?」の一言。おめでとうの言葉もなく、私が用意した食事を黙々と食べ、また「お茶」と言ったんです。私は丁寧に淹れた最後の一杯と、あらかじめ準備していた離婚届を並べてテーブルに置きました。驚いて固まる夫を無視して、私は翌朝、 荷物をまとめて家を出ました。今は一人暮らしですが、自分で淹れたお茶を「美味しい」と感じられる毎日は、何よりも贅沢で幸せです。(体験者:50代女性・パート/回答時期:2025年12月)
▽ きっと離婚届を突きつけられるまで、自分が妻を傷つけていた自覚すらなかったのでしょう……。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。
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