「謝るなら、態度で見せろよ」……無神経な夫に告げた、熟年離婚という最後の審判

長年連れ添った夫婦だからこそ、言葉にしなくても伝わる……なんていうのは、ただの幻想かもしれません。特に、相手を傷つけた自覚がないまま、のんきに振る舞い続ける夫との生活は、少しずつ、でも確実に妻の心を削っていくものです。今回は、長年の我慢が限界に達し、第二の人生を選んだ女性のエピソードをご紹介します。
家庭を顧みない夫に歩み寄った結果

「結婚以来、共働きにもかかわらず家事も育児もすべて私任せだった夫。私が少しでも「家のことを手伝ってほしい」とお願いすれば、夫はあからさまに不機嫌になり、何日も無視が続くのが日常茶飯事でした。「謝るなら、態度で見せろよ」。夫は冷酷な目で私を見下ろし、なんと土下座を強要したのです。私が絶句していると、夫は追い打ちをかけるように「それくらいもできないのかよ」「反省してないなら、二度と俺に喋りかけてくるな」と言い放ちました。自分一人の身なら、その場で荷物をまとめて出て行ったでしょう。でも、まだ幼い子どもが横にいたので、私は悩み抜いた末に床に膝をつきました。「すみませんでした」と頭を下げた私を見て、夫は満足げに鼻で笑っていましたが、その瞬間、私の中で夫への愛情は完全に、そして永遠に消え去りました。あの日、私の心は深い闇に飲み込まれましたが、それと同時に「子どもたちが独り立ちしたら、必ずこの家を出る」という固い決意が生まれました。それから十数年、私は仮面夫婦を演じ続け、ついに子供が就職。私はあの時と同じように、無表情な夫の前に離婚届を差し出しました。「土下座までさせて満足だったでしょう。でも、私の心はあの日に死んだのよ」。焦って縋り付こうとする夫を冷たく振り切り、私は自由を手にしました。今は自分のためだけに使う時間に、心からの安らぎを感じています。(体験者:50代女性・事務/回答時期:2025年12月)」
▽「すみませんでした」という言葉は、本来、相手への敬意と反省があって初めて意味を成すものです。形だけの謝罪や、不機嫌を隠そうともしない態度は、時に刃物よりも鋭く相手を傷つけます。もし今、あなたが「このまま一生を終えていいの?」と悩んでいるなら、その直感はきっと正しいはず。自分の人生を誰に捧げるかは、自分自身で決めていいのです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。