理想を押し付けすぎた…妻に「お惣菜禁止令」を出した夫が母の言葉で反省した話

2025.10.03

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結婚生活への理想を思い描く人も多いと思いますが、その理想がパートナーの負担になっている場合、夫婦仲は確実に悪化します。相手に「こうあるべき」という理想を押し付けているのであれば、そのことに早く気づかないと、離婚へのカウントダウンが始まってしまうかもしれません……。今回は、妻に「お惣菜禁止令」を出した夫が母の言葉で反省した話をご紹介いたします。


手抜きも必要

「結婚したら、奥さんに手料理を振る舞ってもらうのが夢だったんです。というのも母が料理上手で、いつもおいしい料理を作ってくれてたから、奥さんにもその理想を求めていました。ただ、いざ結婚生活が始まると、平日は仕事帰りにスーパーでお惣菜を買ってきたり、レトルトで簡単に済ませたりと、手抜きばかりする妻にイライラが募っていきました。妻としての自覚が足りないと思って『手抜きするなら仕事やめろよ』『お惣菜に頼るのは禁止!』と言ったんです。
すると翌日、妻は荷物をまとめて家出してしまいました。一人でどうにかしようと初めて炊飯器を使ってごはんを炊いたけど、水分量を間違えてビチャビチャに……。結局その日は、あれだけ妻に禁止していたお惣菜を買いに行きました。母に電話して妻のことを愚痴ると『あんた奥さんが大変なのに助けてあげたことないでしょ!』と言われました。でも昔から母は一人で料理も家事も完璧にやっていたことを告げると『なに言ってんの!』『そういうときはお父さんに助けてもらったり、お惣菜を使って乗り切ってたわよ!』と言われて衝撃を受けました……。母は一度もお惣菜を使ったことがないと思ってたけど、普通に使ってたらしいです。
しかも、母の作るコロッケが好きだったけど、それはほとんどお惣菜を買ってきていたことも知り、あ然としましたね。手抜きも必要だということを知って、今まで妻にお惣菜を禁止したり、自分の母親と比べて理想を押し付けたりしてたことを反省しました……」(体験者:30代 男性・会社員/回答時期:2025年7月)

▽ お惣菜を禁止するなんて、一体奥さんにどれだけ大変な思いをさせているのか、想像できなかったのでしょうか……。手抜きを禁止するのではなく、家事を手伝うのが本来あるべき夫婦の形ですよね。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。

2025.10.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by MARIE

モデル経験あり、2児のママをしている29歳フリーライターです。メイク・美容・ファッション・プチプラ・インテリアなどおしゃれなものが大好き!アラサー女子&ママ目線で役に立つ情報をお届けします。