もう私は妻じゃない! 誰にも言わずに夫と同居離婚をした結果

離婚しても、そのまま同居を続けている人たちもいますよね。子どもに負担をかけないために、籍だけを抜く人もいるようで? 今回は、同居離婚した人のエピソードをご紹介します。
籍を抜いただけで

「夫婦としての愛は冷め、子どものために関係を続けている状態。家族としての情はあるけど、それが自分の中でプレッシャーというか、息苦しさの原因になっていました。
離婚して別居するのも子どものメンタルに影響があるだろうし、高齢の実家の両親に心配かけるのも……。何年も話し合った結果、籍だけ抜いて同居は続けることにしました。苗字も戻してないし、離婚したことは子どもも両親も知りません。離婚届の保証人は弁護士さんにお願いしました。
籍を抜いただけで何も変わらないけど、私はもうこの人の妻じゃないんだという解放感はすごかったですね。お互いフルタイムで仕事しているので、生活費は以前と変わらずそれぞれ出すけど、同居人という感じ。無理して夫の食事を作ることもないし。
別居しても私には収入があるから一人親の手当なんてないし、だったら夫と生活費を折半したほうが経済的。あと防犯的にも夫がいるほうが安心(笑)。お互い他に好きな相手ができても、子どもに悟られないことが条件だけど。子どもがもう少し大きくなったら、ちゃんと説明しようと思います。
世間にはなかなか理解されないでしょうが、夫と私にとってはこの関係がベストでした。子どもが独り立ちしたら、いずれは別居しようかと考えています」(体験者:30代女性・会社員/回答時期:2025年10月)
▽ 離婚して別居となったら環境も大きく変わりますし、子どもにとっては負担が大きいですよね。同居を続けて何も変わらないようでいても、籍を抜いたことで精神的にラクになるという人も。結婚生活の終わりは、人それぞれいろんなかたちがあるようです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。