虫の足を取って遊ぶ息子に命の大切さを教えたい…擬人化して説明したら
子どもが虫をいじめていたら、親として心配になってしまうもの。深い意味はなく、ただの好奇心からなのでしょうが、命の大切さを知ってほしいですよね……。今回は、虫を擬人化して説明したお母さんのエピソードをご紹介します。
お父さん虫とお母さん虫
「息子が4歳だった頃、庭で何か集中しているなと思ったら、虫の足をちぎって遊んでいました。咄嗟に『なんてことするの!』と怒鳴ったら息子は大号泣……。息子にとったら、わけもわからず怒鳴られたという状況だったんでしょうね……。息子が落ち着いてから、なぜ虫を殺したらダメなのかを説明しました。
『あの2匹の虫さん、お父さん虫とお母さん虫だったんじゃないかな』『きっと赤ちゃん虫のためにご飯を探してるところだったんだよ』『でも、〇〇くんが足をちぎって死んじゃったから、赤ちゃん虫にご飯届けてあげられなかったね』『虫さんの声は人間には聞こえないくらい小さいけど、きっと『痛い痛い』って泣いてたよ』『お留守番してる赤ちゃん虫、パパもママも帰ってこなくて、お腹空かせて泣いてるかもしれないよ』と言ったら、息子は次第に悲しそうな表情になりシクシク泣いていました。
『虫さんかわいそう』『ごめんなさい』と、本人なりに反省したようです。悪気があったわけじゃなく、好奇心からの行動だったのだろうけど、ちゃんと命の大切さをわかってもらえてよかったです。小学生になった今は、生き物が好きな優しい子に育っています」(体験者:40代女性・主婦/回答時期:2025年6月)
▽ 好奇心で虫を乱暴に扱ってしまうのは、子どもの成長過程において自然なこと。小さな子どもに悪気があるわけでは決してないけれど、大人からしたら心配になりますよね……。命の大切さを教える機会だと思って、叱るのではなく、子どもにわかりやすく説明することも大事だと思います。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。