女としての格を下げたくなかった…不倫されても優しい妻を演じた結果

2025.08.13

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旦那さんに不倫され、取り乱してしまう人も多いですよね。だけど、そんな生活が一生続くくらいなら、きっぱり別れることを選択する方が幸せかも? 今回は、不倫した夫との別れ際に、最後の優しさを見せた人のエピソードをご紹介します。


今までありがとう。幸せになってね

「不倫した夫が、私と離婚して不倫相手と再婚したいと言ってきました。結婚して15年……まさかこんなことになるなんて。正直言うと、憎しみの感情でいっぱいでした。だけど、そんな感情に支配されたまま生きていくのが嫌で、もう夫とは離婚してすべてリセットしようと思ったんです。
夫が出ていく日の別れ際、笑顔で『今までありがとう。幸せになってね』と言いました。泣き顔なんて意地でも見せたくなかったし、不倫なんかで私は傷つかないって思い知らせたかったから。だけど、それが夫には響いたようで……。
数年後、元夫は不倫相手と離婚していました。私との別れ際がずっと心に残っていたようで、『あんなに俺のことを思ってくれる人はいなかった』『傷つけたのに俺の幸せを思ってくれて、君ほど素敵な女性はいなかった』なんて言ってきました。ヨリを戻したいと言われたけど、『もう好きじゃないし何とも思ってないから無理』とハッキリ言ってやりました。
私は、女としての格を下げたくなかったから許したフリをしただけ。自分のために余裕のある妻を演じてただけなんです。それを真に受けて『俺のことを一番に思ってくれた』って、バカじゃないの? ショックを受けている元夫を見て呆れました……。これ以上、勘違いさせるのも申し訳ないので、その日以来、元夫とは会っていません。私には新しいパートナーもいるし、もう二度と会うことはないでしょう」(体験者:40代女性・サービス業/回答時期:2025年6月)

▽ 別れ際に優しさを見せたのは、自分のプライドを保つためだったんですよね。そんな奥様の気持ちにも気づかず、「あんなに俺のことを思ってくれる人はいなかった」なんて、おめでたいですね……。不倫相手と別れたのも、奥様が自分のことがまだ好きだと思ったからでしょうか。勘違いも甚だしいです……。

※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。

2025.08.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by 原桃子

つい読みたくなるような記事を書いています。猫とナマケモノとサメが好き。世の中にはいろんな人がいて面白いなと思っています。

azuma

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