バイバイ…物を大切にしない5歳の息子にトラウマになりそうな手紙を
物やおもちゃを乱暴に扱う子どもの教育に、悩んでいる親御さんもいますよね。今回は、ある方法で物を大切にする子になったというエピソードをご紹介します。
人形からの手紙
「5歳の息子はすぐにおもちゃを買ってとねだるけど、乱暴に扱って壊したり失くすことが多くて……。もっと物を大切にしてほしいと思っていました。
ある日、キャンプに行ったらお気に入りの人形を息子が失くしてしまいました。息子はちゃんと探そうとせず、『また新しいもの買ってもらえばいいもん』と言っていて、このままじゃダメだと思いあることを思いつきました。
息子に『失くしちゃったお人形からお手紙が届いたよ』と、私が書いた手紙を読み上げました。『〇〇くん、今までありがとう。お店で〇〇くんに選んでもらえて本当にうれしかったよ』『たくさん一緒に遊んで、同じベッドで寝られて幸せだったな』『今は大人の人に拾われて、たくさんのゴミと一緒にいるよ』『もうすぐ燃やされちゃうけど元気でいてね。僕のこと忘れないでほしいな。バイバイ』といった内容で、息子は黙って聞いていました。
その日の夜、静かに寝ていた息子が『燃やさないでー!』といきなり泣き出しました。あの手紙の内容を、子どもなりに真剣に受け止めていたのでしょうね。それ以来、息子は以前より物を大事にするようになりました。新しい人形を『あのお人形の生まれ変わりかもしれないよ』と言って買ったら、とても喜んでいました。トラウマにならないか心配だったけど、物にも心があるって息子は信じているようです」(体験者:30代女性・パート/回答時期:2025年5月)
▽ 「物にも心がある」と思えば、乱暴に扱ったりできないですよね。トラウマになりそうな手紙ですが、子どもの心には響いたものがあったようです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。