お腹が痛いのにマタ旅を決行した結果…後悔しかなかった話
妊娠中にする旅行、マタ旅。つわりが終わり、出産前のリフレッシュとして旅行をしたい妊婦さんもいますよね。何かあったとき、すぐにかかりつけの病院まで行ける距離ならいいですが、遠方まで行ってしまうのはリスクがあることも。今回は、そんなマタ旅で危険な目にあった人のエピソードをご紹介します。
キャンセルなんてできない?
「安定期に入ったので県外へマタ旅をしました。旅行当日、少しお腹が張っている感覚はあったけど、キャンセルなんてできないしそのまま出かけました。だけど、いつもよりたくさん歩いて観光していたら、どんどんお腹が痛くなってきて……。
現地の病院を探したけど、受け入れてくれる病院は車で2時間もかかるところ。夫が急いで運転してくれたけど、痛みはどんどんひどくなるし不安で仕方ありませんでした……。なんとか病院に着いて、しばらく様子見のため入院することに。最悪すぎて、付き添ってくれた夫に泣きながら『せっかくの旅行だったのに』って愚痴を言っていました。
病室は大部屋だったのですが、切迫早産で何か月も入院している同室の妊婦さんから『妊婦なのによく旅行なんてできますね』『赤ちゃんに何かあったらって考えないんですか?』『この地域は都会と違って産科の先生はすごく少ないんです』『他の妊婦さんたちにトラブルが起きたとき、あなたのせいで病室が足りなくなったらどうしてくれるんですか』って怒られました……。
自分のことばかり考えていたけれど、たしかに私のせいで病室が満室になってしまったらって考えると申し訳なくて……。切迫早産で常にリスクを感じている妊婦さんと私とじゃ、危機感が全然違ったんでしょうね。お腹に張りを感じた時点で、キャンセル料がかかってもやめておけばよかったと後悔しました」(体験者:20代女性・会社員/回答時期:2025年5月)
▽ 安定期だからといって、絶対に大丈夫なんて言いきれませんよね……。妊娠中は何が起こるかわかりません。無事に旅行を終える妊婦さんがほとんどかもしれませんが、こういったリスクがあるということも知っておきたいですね……。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。