泣き続ける子どもを抱く気力もなかった…育児に限界を迎えた母親は
どんなに子どもを愛しているお母さんでも、育児で心身ともに限界を感じる瞬間があるもの。助けを求めても無視されたら……最悪の事態になってしまう可能性だってあります。
今回は、そんなお母さんが救いを求めたエピソードをご紹介します。
もう子どもを育てられない
「子どもの癇癪や夜泣きが何か月も続き、まったく眠れず心身ともに限界でした。育児を協力してくれない夫にもう無理だと言ったら、『そんなこと言ってもしょうがないだろ』『お前が子ども欲しいって言ったんだから』と言われ……張りつめていた糸が切れてしまいました。
泣き続ける子どもを抱く気力もわかず、ただ見つめていることしかできず……。これでダメだったらもう消えてしまおうと思って、役所に電話しました。『もう子どもを育てられない』と言ったら、電話をとった職員さんが『今から行くから待ってて!』と、自転車をとばして家まで駆け付けてくれました。
『お母さんもう大丈夫だからね』『よく頑張ったね』『子どもは見てるから休んでて』と言われ、涙が止まりませんでした。私は、ずっと誰かに助けてほしかったんです。あの職員さんがいなかったら、きっと最悪の事態になっていたことでしょう。
その後、冷静になった私は『家族なのに夫は助けてくれなかった』という思いが消えず、離婚を決意しました」(体験者:30代女性・会社員/回答時期:2025年5月)
▽ 奥さんが限界だと言っているのに、突き放す旦那さんってどういうつもりなのでしょうね……。人間は他者と協力しながら共同で子育てすることを求める本能がある、なんて説もあるようです。お母さん一人ですべてを抱え込むなんて、無理な話なんですよ。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。