夫が定年になり熟年離婚…その後、夫の部屋から出てきたものとは
何十年も夫婦を続けていたら、いろいろありますよね……。中には熟年離婚を選択する人も。今回は、熟年離婚したあとに起きた出来事をご紹介します。
夫の部屋から出てきたもの
「夫が定年間近となったとき、このまま夫婦を続けるのが嫌になりました。夫が会社に行かず、ずっと家にいるようになったら息が詰まりそうで。 何十年も夫婦でいたけれど、もう夫への愛情はないし。正直言うと夫の介護なんてしたくなくて。子どもが巣立った今、一緒にいる意味を見出せず離婚届を渡しました。
プライドが高い夫は、私にすがることなく離婚を受け入れました。しばらくして、ローンをすべて払った家は私に譲ると言い、夫は家を出ていきました。夫の部屋を整理していたら、あるメモが出てきて。『定年後にやりたいことリスト』と書かれたそのメモには『A子(私の名前)と一緒に海外旅行をする』『料理を覚えてA子にラクをさせる』なんて書かれていました……。
夫は私とやりたいことがたくさんあったんだ……と思ったら、なんだか切なくなりました。どうして私はそんな風に思えなかったのかな。お互いの人生が交わることはもうないけど、夫が幸せに暮らしていればと願っています」(体験者:60代女性・主婦/回答時期:2025年5月)
▽ 定年後に明るい未来を描いていた旦那さんと、描けなかった奥さん……。何十年もの間に、気持ちがすれ違っていたのでしょうね……。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。