「恋愛の愚痴系女子会」を有意義に変える話題5選

彼氏のいない女子メンバーだけで集まっては「恋愛の愚痴系女子会」を繰り広げていませんか。「あの男、このアタシに振り向かないなんてバカよね」「なんでアタシが上手くいかないんだろう?」「この前合コンで出会って1回ヤった男、下手だったのよ。だから1回で終わってやったわよ」など、傍から聞いているとイタい話がヒートアップしてしまっていませんか。


まさにこれ、不毛な女子会。一時の気の休まりにはなるかも知れませんが、基本的に何の役にも立ちませんし、ムダな時間にしかなりません。そもそも話題そのものが既に残念です。見直しをしてみることにしましょう。いくつかの女子会にありがちなテーマの「改善案」をご提案します。

1、上手くいかない恋愛の愚痴

改善前:「あの男、何なの? 意味分かんない」
改善後:「どうして上手くいかないと思う?」
なぜ上手く進んでいかないのか、恋愛パターンを洗い出してみましょう。そこで傷の舐め合いではなく、客観的な厳しい意見をあえて繰り出してもらうようにします。そうすることで確実に成長はあります。「××子は大丈夫だよ!」なんて慰めている場合ではありません。

2、1度セックスした男の愚痴

改善前:「あの男、セックス下手過ぎて引いた。アタシの態度で分かったのか、1回で引いていったわよ」
改善後:「1回で終わったってことは、そもそもアタシのセックスにも原因があるのかも」
勝利セックス、敗北セックスの傾向を割り出してみましょう。女子会の鉄板ネタともいえるセックスネタですが、大体男子のセックスについて不満や悪口を言う会になっています。それを一変させ、高評価を得たセックステクの交換などに変えれば、かなり意味のある会合になります。

3、過去の恋愛を回想する愚痴

改善前:「あーあ、M男といたときは良かったなぁ。最近出会う男はアイツには勝てないのよね」
改善後:「どうしてM男より魅力的に見える男がいないんだろう。どうすれば見る目を変えられるかな?」
過去の恋愛にしがみつく女子は成長しません。新しい恋が始まるわけもありません。昔の思い出を断ち切り、次へ進むベストプランを一緒に練ってもらいましょう。オススメの神社を聞くもよし、過去に取り組んで効果的だった方法を教えてもらうもよし、解決策は山ほど出てくるはず。

4、料理に関する愚痴

改善前:「B男にごはん作ってあげたんだけど、『美味しい』とか言わないんだよね。ムカつく」
改善後:「B男がごはん『美味しい』って言わないのよ。私の料理どうなんだろう?」
実際にそれほど美味しくないから「美味しい」と口にしないだけでしょう。それでも男子のせいにしたがる女子はいます。美味しいと言ってもらえる料理を作る女子から、素直に心得を教えてもらうことでレベルアップできますよ。自分のことを棚に上げる女子は、一向に変化などできません。

5、結婚したいけどできないという愚痴

改善前:「彼氏いないけど、結婚したいよー。相手は年収2000万で、弁護士か医者なら独立してなくてもいいかな」
改善後:「みんなの周りでは、どういう子が結婚できてるの?」
恐ろしいことに女子は年齢が上がれば上がるほど、恋愛・結婚相手に求める理想が高くなってしまう生き物。それは仕方ないのですが、いつまでも夢のような理想を語ってばかりではなく、現実的に結婚できる方向へと話を進めていくのが建設的です。成功法則を導き出しましょう。

せっかく開催するのであれば、意味のある女子会にしたいものですよね。

ライター:池田園子

2012.07.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by 池田 園子(いけだ そのこ)

岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子