ニューヨークに学ぶ!「ステイフレンズ恋愛」のすすめ ~後編~

2012.04.14

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最近のニューヨークにおいて、カラダの関係から男女の恋愛をスタートさせる、またはカラダのみの良好な関係をキープする「ステイフレンズ恋愛」がいかに恋愛テンプレートとして定着しているかを、前編(ニューヨークに学ぶ!「ステイフレンズ恋愛」のすすめ ~前編~)ではご紹介しました。
日本では通常ありえないといわれていたカラダありきの恋愛がニューヨークでなぜ受け入れられているのかを解説しつつ、今の日本女性が実は学ぶべきエッセンスをレポートしたいと思います!

ニューヨーク女たちがセフレを得る手段

ニューヨークの女性達の間でセフレというお手軽リレーションが大流行している理由はわかりました。
さて、彼女たちがどのようにセフレを得ているのかというと、そこは日本と大きく変わらず「出会い系サイト」のようです(参考:世界最強の肉食女子!NYの女性たちがランチよりも優先していることとは??)。
コミュニティや人種が乱立し、東京以上に孤独な街といわれるニューヨーク。せわしなく動き続ける街で古い絆にしがみつくより、人々はインターネットで効率的に出会いを求めます。男のシフト表を組む女性も少なくないようです。モテとか恋愛上手とか最早どうでもよく、動いた者勝ち文化なのではとも言えます。

ニューヨークの女たちがセフレを求める理由

まず、ニューヨークと日本において男女の交際に大きな違いがあることはご存知ですか?
そもそもアメリカは、恋愛にいくつも階級を設けているようです。日本でいう「付き合いましょう」「そうしましょう」の内訳は以下です。

Hang Out ・・・遊びに行く程度のカジュアルな関係

Dating・・・2人で出掛けるが、Hang Out より一歩前進した試用期間のようなもの。ラブコメで散見される表現。

Seeing・・・お互いが特別な関係と意識する関係。

Exclusively(In a relationship)・・・相手の行動に嫉妬などできる、日本の彼氏彼女に近い状態。このあたりから、お互いの両親に紹介できるレベル。

Steadyなどはまた少し違ったニュアンスのようです。これを見ただけでも、お付き合いって大変なんだなと思います。24時間恋愛ばかりしていられない女性ほど、重荷に感じる交際よりもセフレに走る傾向があるのかもしれません。Sex and the Cityが大ブレイクしたのもうなずけます。

交際に対する男性のスタンスの違い

前編で紹介したラブコメ4作品に共通する、日本女性誰もが違和感を感じる要素があります。それは「体の関係を持った途端、男性がねちっこく女性を追いかけてくる」ということ。現実、日本では男女が逆ではないですか?女性をターゲットにしたドラマなので歓迎すべきなのですが、やはりそこはつき合い方の差のようです。In a relationshipと男性が認めた女性には、とことん束縛も嫉妬もするよというのが良い意味で強欲なニューヨークスタンス。男たちに日頃から「重たい」などと言われる女性には羨ましい話です。
交際関係より先に体の関係を持ってしまうと、恋愛に発展しづらいというのが日本での定説ですが、ニューヨークではその逆といえます。孤独なニューヨーカーこそ「こんな女性にはもう巡り逢えない」という直感が働くのかもしれません。

日本女性が学ぶべきエッセンス

以上のお話を持ちまして、私は多忙な日本女性にも「ステイフレンズ恋愛」をおすすめしたいです。セフレが恋愛に結びつかなくても、自分に対する本音まで語ってくれる異性はなかなか得られませんよ。仕事や自分磨きで体がすり切れそうなのに、さらに肩肘張って「恋活!」「婚活!」と叫びつつ、誘う男たちには警戒心あらわに身構えてしまうなんてもったいないです。
性にも奔放なニューヨーク女たちから学ぶことは、自分の心に素直になって「チャンスに飛び込む」こと。目の前の男性がセクシーだな、今夜は帰りたくないなという自分の気持ちを素直に表現するのが結局一番素敵です。偉そうに恐縮ですが、たくさんの恋愛現場でよく見る光景は、目の前のチャンスをつまらない意地やプライドで逃す女たち。幸せをつかむ女ほど、いざって時は火に入る夏の虫と化してますよん。体も心も、ゆるめにね。

ライター:ライター:幸(さち)

2012.04.14

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Written by Googirl編集部

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