人生バラ色なわけじゃない!?  高収入夫の思わぬ落とし穴

2021.10.24

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高収入な夫と聞くと、お金があって羨ましい! と思われがち。でもそれだけ収入があるということは、激務だったり付き合いが多かったり、自分が育った環境との違いを感じたりと、いいことばかりではないようで……。
今回は、結婚してから気づいた「高収入夫の思わぬ落とし穴」をお届けします。


夫が激務で体が心配

・「毎日0時を過ぎるのは当たり前で、会社に泊まり込むことも。休みも週1。もともと同じ会社だったから、忙しい理由もわかるけど……最近は本当に倒れるんじゃないかと体が心配」(36歳・女性)

▽ 高収入だと激務なことが多いですよね。せめて、少しでいいから早く帰ってきて休んでほしいものです。体が資本ですから。

話す時間がない

・「私も働いているから、毎日寝ないで待っているのは難しい。夫が明け方に帰ってきても私は寝ている、夫が仮眠をとっている間に私が起きて出勤――なんてことも多くて、コミュニケーションをとる時間が全然ない。結婚した意味……」(31歳・女性)

▽ 一緒に暮らしていてもすれ違いだと、寂しいですよね。LINEやお手紙など、コミュニケーションをとる工夫はしているそうですが、やはり直接話したいですよね。

冠婚葬祭にお金がかかる

・「サラリーマンだけど、個人的な付き合いもあるから、冠婚葬祭にけっこうお金がかかる! 部下の○○に子供が産まれたから出産祝いを~とか。選ぶのも私だし……」(34歳・女性)

・「一部は会社が持ってくれる制度があるけど、やっぱり立場が上がると個人的な出費が多くて。お通夜に結婚に出産に新築に……重なるとけっこうすごい金額になる」(36歳・女性)

▽ 部下の結婚式に参列した上司のご祝儀は会社持ち……という制度、ありますよね。でもやはり個人的な出費も多いもの。しかも上司という立場柄、金額も多めに出さなくてはならず……。

ワンオペがしんどい

・「夫は激務な上に平日休み。といっても休日出勤もあるから、平日もワンオペ、土日もワンオペ。これがけっこうしんどい……。夫にももっと子供と触れ合ってほしいのに」(33歳・女性)

・「平日はもちろん、休日も仕事でほぼ家にいない夫。子供2人が小さい頃はワンオペがツラくて、離婚も考えたほど。子供も『パパまた遊びにきてね~』と言うし、子供が描いた絵に父親はいない。切ない」(35歳・女性)

▽ 子供と過ごす時間は限られているもの。パートナーと一緒に子育てがしたいという気持ち、筆者も痛いほどわかります。

育った教育環境が違う

・「お受験が当たり前でエスカレーター式の名門校に通っていた夫と、そんなものとは無縁だった私。自然と子供もお受験する話になったけど、私にとってはまったくの未知の世界。夫が率先してやってくれるとはいえ、何もしなくていいわけもなく、ママ同士の付き合いも教育に対する意識の違いをヒシヒシと感じてちょっとツラい」(35歳・女性)

▽ 自分の育った環境とあまりにも違いすぎると、まるで新しい文化に触れるかのような気持ちですよね。まわりの親の意識も高いので、その感覚の差は少し寂しいかもしれません。

中学受験が当たり前

・「結婚して、ちょっとした高級住宅街に住んでいる。思いっきりセレブではないけれど、クラスの半分以上が中学受験するのが当たり前の地域で。まだ3歳だけど、幼児教室もほとんどの子が通っていて、ここでの子育てについていけるのか不安」(30歳・女性)

▽ 中学受験、いわゆる中受ですね。子供の教育にお金をかけられるなんて最高! と筆者は思ってしまいますが、それはそれで悩みや不安があるんですね。できればプレッシャーなどない場所で、のびのびと子育てをしたいものです。

いかがでしたか? 贅沢な悩みと言われるかもしれませんが、高収入であればそれでいいという単純な話ではないようです。

2021.10.24

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記事を書いたのはこの人

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Written by さち

いえ、ほん、かふぇ、と某アイドルがすき。宅地建物取引士。 大学のゼミで広告企画や映画を作り、不動産業界を経て、web編集の道へ。 夢の注文住宅には、アイドル部屋も。 日々こぼれるスキマ時間に読んでもらえる「なんかいいな」「あーわかる」という記事をお届けできたら――。

azuma

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