実現するのは不可能…?「理想の夫婦」像と「リアルな夫婦」関係
新婚の頃は誰もが「理想の夫婦像」というのをイメージしていたと思います。ですがいざ結婚生活がスタートするとどうでしょうか?「理想とはかけ離れた毎日」というのが現実になってしまいますよね。
ではそもそも新婚当初はどんな夫婦になりたいと思っていたのか、また実際のリアルな夫婦関係もご紹介します。
毎月2人でデート
「新婚の頃はいろいろな約束事を決めていて、その一つが“毎月2人でデートをする”というものでした。子どもが産まれても実家に預けて2人の時間を作るようにしたくて、1年くらいはちゃんと守れていましたね。でも2人目が産まれたり、夫婦関係もドライになってくると、そんな約束事は忘れ去られてしまい、今では“お互いに一人の時間を作る”というルールになっています」(パート・35歳)
▽ 毎月夫婦だけで過ごす時間を作るのは、まさに理想の夫婦像といえます。ですが現実はそう甘くなかったようです。
老後は一緒に旅行をする
「旦那が定年を迎えたら時間に余裕ができるので、一緒に旅行をするのが新婚のときの夢でした。だけどコロナ禍の今、毎日リモートワークで家にいる旦那に対してイライラしまくりだし、もはや別居したいと思うくらい、一緒にいるのが苦痛に。こんなんじゃ老後どうなるのかと、今から不安でしかないです」(パート・31歳)
▽ おじいちゃんおばあちゃんになっても、ラブラブな夫婦って憧れちゃいますよね。ですがコロナ禍をきっかけに、すでに老後並みに一緒に過ごす時間が増えてしまい、嫌気がさしてしまっている方も多いかもしれません。
いつまでたっても名前で呼び合う
「結婚すると『お前』『あんた』みたいに、名前で呼ばなくなるっていうじゃないですか? それは絶対に嫌だったから、いつまでたっても名前で呼び合う夫婦が理想でした。結婚して10年、今は『お前』でも『あんた』でもなく、『ねぇ』『おい』と理想とは程遠い呼び方になりましたとさ」(専業主婦・33歳)
▽ ちゃんと名前で呼び合う夫婦は、お互いのことを愛していることが伝わりますよね。理想とは違う現実になってしまったようですが、これはこれで信頼し合える関係性ということかもしれませんよね。
夜は一緒に晩酌タイム
「結婚した頃は毎晩旦那との晩酌タイムが楽しみの一つで、日課となっていました。ですが子どもが産まれ、夜はどちらかが寝かしつけをしてそのまま寝落ちをする日常が当たり前になり、今はまったくしていませんね。むしろ夜はどちらかがリビングにいたら、邪魔をしないという暗黙のルールが誕生しました」(フリーランス・32歳)
▽ 夫婦で晩酌タイムって憧れちゃいますよね。毎日忙しくなるとそれも難しくなるので、休日くらいは意識して2人の時間を作ってみるといいかもしれません。
まとめ
結婚生活が始まると、理想通りの夫婦像を目指すことってなかなか難しくなりますよね。思っていたこととは180度違うなんてこともよくある話。ですが仲良しな夫婦でいるためにも新婚のときの気持ちを思い出してみると、ちょっぴり新鮮さを取り戻すことができるかもしれませんよ。