頑張っても虚しくなるだけ…!「いい妻卒業しました」エピソード
結婚当初は「よき妻であろう」と思っても、結婚生活が長くなるにつれて虚しさは募るばかり。理想の妻でいようとすればするほど、自分の感情を抑える必要があったり報われなかったりもするものです。気づけば「いい妻」というよりはただの「都合のいい妻」になってしまっていることもあるでしょう。
ここではそんな虚しさを解消するべく「いい妻を卒業した」という方にそのエピソードを聞いてみました。
帰宅が遅い日は先に寝る
「今までは夫が帰ってくるまで起きて待っていたけれど、夫は自分で参加するって決めた飲み会に行っていたり、自分で残業することを選んでいるんだから起きて待っていることはないなって気づいて寝ることにした。
起きているといつ帰ってくるんだろうってイライラするけど、寝ちゃえばそんなの関係ないし。逆に夫もそのほうがよかったみたいで、ほっとしている様子」(30代/主婦)
▽ 夫が帰ってくるまで起きて待っていて、一緒に夕飯を食べる妻……なんてハードルが高すぎます。お腹がすくとイライラも増すもの。「まだ帰ってこない」とイラつくよりも、自分のペースで食べて早く寝てしまうのが心も体もヘルシーです。
自分の部屋は自分で掃除
「コロナで夫のリモートワークが増えてから、夫の部屋を掃除するのはやめた! 書類で散らかっているからどれを捨てたらいいのかわからないし、勝手にいじるのも悪いし。何より、自分の部屋くらい自分で掃除してくれって感じ。毎朝リビングと寝室、子ども部屋の掃除機をかけたあとは、夫の部屋の前に掃除機をそっと置いておくことにしているよ。ゴミも自分で捨ててもらって快適」(30代/パート)
▽ リモートワークの時間が増えたからこそ、自分の部屋の掃除は自分ですることを心がけてもらいたいもの。子どもでも自分の部屋は自分で整理整頓します。大人なら当然です。
休日出勤にNOを出す
「共働きでただでさえ平日は夫が残業の日が多いから、休日出勤があるって言い出すときには嫌だってはっきり伝えるようになった。平日もワンオペ、休日もワンオペなんて耐えられないし。そんなに仕事が大変なら転職してって伝えて夫は転職。今は定時に帰ってくるようになってふたりで育児をしている実感があるよ」(30代/IT)
▽ 休日出勤を当たり前のように受け入れていた自分から卒業! 嫌なものは嫌と伝え、無理なら変えてもらう努力をすることも必要ですよね。
至らず尽くさず
「至れり尽くせりでいるのをやめて、今はすっかり至らず尽くさず(笑)。夫が子どもを連れて出かけるときも、今までは子どもの持ち物の準備をしてあげていたけど、今は自分でやってくださいって感じ。
そうしないとつけあがって俺はイクメンだとか言い出すからね。自分で子どもの持ち物の準備をして出かけるようになってからは、夫がちゃんと育児の戦力になっている」(30代/公務員)
▽ 先回りしてやってあげてしまうと、それが当然になります。不都合な妻でいることで、夫の育児力はアップするのです。