愛妻家? それとも恐妻家? 仕事そっちのけのトンデモ夫エピソード
「どんなときも妻のことを真っ先に考えてくれるのが理想の夫」と思っている女性は多いでしょう。しかし、それは本当にステキなことなのでしょうか? そこで今回は筆者が過去に出会った、「奇妙な2人の夫のエピソード」をご紹介します。
ここまでするのは妻を海より深く愛している証拠? はたまた、妻の怒りを神仏の祟りのように恐れているのかも?
妻の送迎のために客を放り出す不動産屋
家を建てる予定があり、家族とともに土地を見に行ったときのこと。不動産屋さんの車に乗せてもらって移動をした際、あちらの携帯電話に着信が入った。電話に出なかったのですが、そのあと、急に行き先がひとけのない公園に変わり、無言で停車。数秒の沈黙後、「買い物している妻を迎えに行かなければならないので……」のひとことで放り出されてしまいました。
ちゃんと稼ぐ夫のほうがいいのでは…
ちなみに、雑草がうっそうと伸びてジメジメした感じの、薄暗い公園でした……。商談もそこそこにして、妻の送り迎えに飛んでいく夫っているんですね。
しかし、私が不動産屋さんの妻なら「私のことはいいから土地を売ってくるのよ」と言うような気がします。また、客の立場から言わせてもらうなら、マイホームは一生モノの買い物です。こんな扱いを受けたら「ここにはお願いできないな」と思ってしまいます。
電気椅子で放置プレイする歯科医
歯医者さんであらかた治療が終わり、歯磨き指導をしてもらっていたときのこと。奥のほうから「先生、奥様からお電話です」と声が。「ちょっと失礼します」と席を外した歯医者さん、なかなか戻ってきませんでした。電気椅子のうえで待つこと約20分。
ようやく戻ってきた歯医者さんは、「はい、お疲れさま」と筆者の手から歯ブラシを取り上げ、エプロン(というのでしょうか?)を外しました。これにて診療終了……。
夫婦で患者をなめている!?
ひとことも謝罪がないとは驚きました。歯医者さんのあの椅子のうえでずっと待たされるのは、ひどく苦痛でしたので! ブラッシング指導だったからまだよかったものの、治療の真っ最中だったら危険なことにもなりかねませんよね。
この歯科医の妻は、診療時間に電話をかけてくるのか? というのも疑問ですし、夫婦そろって患者を何だと思っているのでしょう。筆者は、もう2度とここにお口の健康はまかせる気がしません……。
おわりに
「私と仕事、どっちが大事なの?」と迫る女性もいると聞きます。ただ、妻は夫を待っていられても、逃した客は戻りません。働くべきときに働く男性のほうがいいのでは? と思うのですが、いかがでしょうか。