口にしたらアウト! 夫婦ゲンカでも絶対に言ってはいけないこと
近しい関係だからこそ、言わなければならないこともありますが、一方で言ってはいけないこともありますよね。事実であろうと、なかろうと、相手の気持ちを考えたら言わないほうがいいこともあるでしょう。とはいえ、ケンカをしてしまったときについ口に出てしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、「夫婦ゲンカでも絶対に言ってはいけないこと」をご紹介します。
相手の親族の欠点
「義実家の欠点。夫の両親は非常識な部分がある人で、遊びにくるときも手土産を持ってこなかったり、子どもの誕生日にも電話1本くれなかったりする。私の実家とは全然違うけど、それは言わないようにしている。きっと私が育った環境だって彼からみたら違和感がある部分もあるだろうし、おかしいと感じても指摘してほしくないと思うから」(20代/看護師)
▽ 家族についての悪口をいいと思う人なんていません。自分で家族のグチを言うのはよくても、パートナーから言われるのはイヤですよね。
相手のお給料について
「私のほうが稼いでいる額が多いから、ついケンカをすると“私よりも稼ぎないくせに”って言いそうになるけど、もちろん我慢。稼いでいる額で人の価値は決まらないし、稼いでいる額の違いで家事の分担を変えるのもモラハラっぽいなと思って。できるほうがやればいいって自分に言い聞かせている」(30代/IT)
▽ 稼いでいる額で優劣をつけようとするのはナンセンスです。相手を傷つけることにもなるし、自分の器の小ささを実感してよりイヤな気持ちになりますよね。ケンカしているときはつい比べてしまうこともあるかもしれませんが、人として留めなければならないところです。
相手の生い立ちについて
「言葉遣いが悪かったり、教養がなかったりしてトラブルが起こったりすると、つい彼の生い立ちについて責めたくなるし、学歴についても言いたくなる自分がイヤ。そんなことを言ってもどうにもならないし、教育環境がよくなかったのは彼のせいじゃないから。育った環境に恵まれるかどうかは運でしかない」(30代/公務員)
▽ 相手が育った環境や、受けられなかった教育について言及するのは恥ずかしいことですよね。望んでそうなったわけではなく、自分では選べないところを指摘されてもどうしようもないのです。
相手の容姿について
「結婚して仕事のストレスで体重が20kgくらい増えた夫。ケンカしたときについ、“暑苦しい”とか言いたくなるけど、容姿を否定するのは人としてやってはダメなこと。夫も私の容姿に対して何も言ってきたことがないし!」(30代/保育士)
▽ 人の容姿についてマイナスなことを言うのは、相手が誰であろうと許されることではありません。人によって価値観は違うので、容姿にいい悪いもないですしね。