若かったなぁ! 20代の頃にガチでやっていたイタすぎる痴話ゲンカ

2021.07.08

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アラサーの今と20代の頃とでは、彼とのケンカのやり方も違いますよね。心のまま、テンションと勢いで動けるのは行動力とエネルギーがいります。思い返せば、酸っぱくイタいあの頃の痴話ゲンカ……。だれもが、恋の黒歴史を胸に秘めているものです。なんであんな無謀なことができていたのか……、本日はそんなお話です。


長期の徹底シカト

「彼が浮気をしたとき、1か月くらい徹底的にシカトをしていました。半同棲だったのですが、彼が家にいてもそこにいないものとして過ごしていました。話しかけられても無視。ごはんも作らないし、彼の存在を私の視界から消していました。かなり気を張るしエネルギーを使うので、もうやりたくないですね。あれは若いからできたんだと思います」(サービス業/30代/女性)

▽ なかなかハードな思い出ですね。彼のほうもかなりメンタルを削り取られたことと思います。ケンカをするって、とにかくパワーがいるんですよね。「嫌い」オーラを出すだけでも疲れてしまいますし。全身全霊でケンカにのぞめるのは若いうちだけなのかも?

夜中に家から飛び出す

「付き合っていた彼と言い合いになったとき、時間帯に関係なくよく部屋から飛び出していました。ファミレスで一晩過ごしたりするのもザラでした。それから一年もたたずに別れましたけど。外で朝までとか、体力もちませんよ……。今となっては、彼より睡眠時間です。もうできないし、しない方法を考えますね」(会社員/30代/女性)

▽ 女性が真夜中に出歩くのは危険ですよね。ご無事でよかったです。20代のころは、一晩中座っていても翌朝なんとか動けますけれど、三十路になりますと腰にきますよね。アクティブさを求められる家出は、現実的に厳しくなります……。

殴り合いのケンカ

「どうしても許せないことがあって、彼に掴みかかったことがありますね。言葉で言い合っていてもらちがあかなくて、手が出た感じです。蹴るは殴るわ、取っ組み合いの大ゲンカをしました。私が優勢だったのは彼が加減をしてくれていたからだろうな。いつまでも彼の腕に引っ掻き傷が残っていたのはよく覚えています。悪いことしたなぁって今でも後悔。暴力はだめですね」(接客/30代/女性)

▽ 今もそうやって悔やむ気持ちがあるのであれば、相手の男性もきっと同じ気持ちなのではないでしょうか。体力的に差があるにもかかわらず、あえて拳を受けていた彼はなかなかの男気がありますね。

まとめ

感情をぶつけあい、下手ながら一生懸命伝えていた20代。思い出すだけでしょっぱいものもありますよね。少しだけ周りが見えるようになった今なら、もっと違う接し方ができたのかもしれません。でも、そう思えるのもきっと過去にいろんな経験をしたからこそ。女を磨く日々はこれからも続きます!

2021.07.08

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優を経て、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動。 現在は子ども向けのクラフトワークショップの講師としても出没。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。

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