「私、ピュアだったな…」運命の出会いに憧れてとったイタい行動
誰だって、一度は「運命の出会い」と呼ばれるものに憧れたことがあるはず。特にまだ恋愛経験が少ない頃は、「運命の出会い」という言葉に惹かれて夢を見ていたこともあるのではないでしょうか。
しかしそれなりに恋愛をして経験を重ねると、「あの頃はピュアだったな」と思う一方で、「あれはイタかったな」なんて笑ってしまうこともあるものです。ここではそんな「運命の出会いに憧れてとったイタい行動」を振り返ってもらいました。
イケメンの前を泣いて通り過ぎる
「学年ですごく人気の男の子がいて、普通に生活していたら接点もないし、どう考えても私のことなんて見てくれないなと思ったので、思い切ってそのイケメンの前を泣きながら通り過ぎてみたことがあった。声をあげながら結構オーバーに泣いて通り過ぎたんだけど、たぶんドン引いていたと思う。何も言われなかった。それにしても理由もなくあんなに号泣できた私、すごい」(30代女性)
▽ イケメンの前を号泣しながら通り過ぎるなんて、ちょっと笑ってしまいますね。いったいどうしてその涙は出てきたのでしょうか。そしてイケメンもびっくりしてノーリアクションなところがまた、せつないですね。
絵描きを探す
「10代の頃に観たタイタニックの映画を引きずって、1か月くらい絵描きを探し続けていたことがある。路上で絵を描いているような人のことなんだけど。なかなか見つからなくて困ったなぁ。最終的に美大の友達にキャンパスに入れてもらって、絵を描いている男の子に勇気を出して話しかけてみたけど。ただの迷惑だったみたい。いまだにその友達のネタにされる」(40代女性)
▽ 映画の影響を受けて、絵描きと出会いたいと思ったそう。絵描きさんとさえ出会えれば、運命の出会いを果たせると思うピュアな気持ち、尊いですね。今は幸せに暮らしているようで何よりです。
わざとハンカチを落とす
「少女漫画のヒロインの定番な出会い方で、ハンカチを落として拾ってもらうっていうのがあるから、思い切ってマネしてみたことがある。でも、駅で落としたハンカチは次々に人に踏まれてしまい、誰も拾いたくないような汚いものになっていた。ハンカチがかわいそうに思えて、私が拾って終わった。なんだったんだろう、あれは」(30代女性)
▽ わざとハンカチを落としたという人も。とはいえ、落とす場所が混雑した駅内だったようで誰も拾ってくれず、それどころか気づかれずにどんどん踏まれていったそうです……。
手紙つきの風船を飛ばす
「中学生の頃憧れの先輩がいて、でも緊張して話しかけられなくて。願いをこめて風船に手紙をくくりつけて飛ばしたことがある。でも恥ずかしいから私の名前は書かずに。風船は近所の木に引っかかって割れていて、私の手紙は落ちて小学生たちが読みながら笑っていたよ」(30代女性)
▽ 風船に手紙をつけて先輩に届けたなんて、そんな無垢なことを考えていた時代もあったようです。そんなピュアな心がどうか傷つきませんように……。