消しゴムが恋のキューピッド? 学生時代に好きになった些細な理由
他人からすれば、「そんなことで」と思うような些細なことで、恋は始まってしまうもの。大人になってある程度の経験を積むと、なかなかちょっとしたことで相手を好きになるということはありませんが、学生時代にはよくあったのではないでしょうか。
ここでは当時の甘酸っぱい気持ちを思い出してもらうために、「学生時代に好きになった些細な理由」を聞いてみました。
背負っていたリュックが好きだったから
「高校のときに同じクラスの地味な男の子が、すごくセンスのいいリュックを背負っていて、そのギャップにキュンキュン。そこからは『眼鏡をはずしたら絶対にイケメンだな』とか、『もうちょっと髪の毛をさっぱりさせたらかっこいいだろうな』とか、ひとりで勝手に妄想していた。私もウブだったから彼にアプローチはしなかったけど、今でもいい思い出」(30代女性)
▽ 彼のことというより、彼の背負っていたリュックがきっかけで恋に落ちたそう。センスのいいものを選んでいることで、実は彼自身も素敵な人なのではないかと気づいたそうです。リュック万歳ですね。
同じ本を読んでいたから
「彼のカバンからのぞいていた小説が、私も好きな作家の本で、そこから一気にドキドキ。何人も作家がいるなかでその人の本を読むってすごいな、って運命を感じちゃった。いつかきっかけをつくって話しかけたいと思っていたけど、緊張しちゃって無理で、そのまま卒業。告白も何もできなくて泣いたな。またあの頃に戻ったらなんとかするのに!」(30代女性)
▽ 同じ本を読んでいるというのを知って、一気に相手に興味をもったというケースも。同じ本を読んでいるというだけで運命を感じてしまうのは、やっぱり若さゆえですね。
お茶のおまけを集めていたから
「クラスでお坊ちゃんとして有名だった男の子が、カバンにペットボトルのお茶のおまけのキャラクターをつけていた。『私もそれ、もっているよ』って言ったら、集めていたらしく『ほしい』って言われてキュン。お坊ちゃんなのに、こんなものがほしいなんてと思い、感動した」(20代女性)
▽ お坊ちゃんとペットボトルのお茶のおまけ、という組み合わせにキュンとしたそうです。おまけを集めていた人も多いのではないでしょうか。
消しゴムを拾ってくれたから
「高校のとき隣の席の男子に、落ちた消しゴムを拾ってもらって好きになった。優しいなと思っちゃった。その後テストの日に消しゴムを忘れて困っていたら、その男子が自分の消しゴムをちぎって、『はい』って渡してくれた。それから1年くらいずっと片思いで、卒業後に自分から告白して付き合うことに。遠距離になって別れちゃったけど、いい思い出だな」(30代女性)
▽ もっとも多かったのは消しゴムを拾ってもらった、かしてもらったというエピソードです。学生時代は消しゴムに関するエピソードが多いですね……。統計をとったら、消しゴムからうまれた恋の数は数えきれないくらいありそうです。