結婚したら苦労しそう…長年付き合った彼と別れた理由 vol． 5

恋愛初期では「好き」という気持ちで突っ走り、お互いの違いをむしろ「面白いもの」「わくわくするもの」として思えていたのに、付き合いが長くなるにつれ、その違いは致命的なものへと変化することもあります。長く付き合ったからといって、その溝は簡単には埋まるものではありません。ここではそんな、価値観の違いゆえに長く付き合った彼と別れることにした理由を聞いてみました。

育った環境や考え方があまりに違った

・「私はわりと裕福な家庭で生まれ育って、お金の苦労をしてこなかったけど、彼は私とは違って貧困家庭で育った人。価値観の違いをそれまで面白いと思えていたけど、親からは苦労するよって言われ続けてきて。決定的だったのが、彼からプロポーズされたときに『お互いに働いて身の丈にあった生活をしよう』と言われたこと。私にはその自信がなかった」（30代女性）

・「彼がうちとは比較にならないくらい裕福な家庭で育っていて、平凡な家庭に育った私はそれがコンプレックスだった。彼と付き合ったら自分のステータスが上がるというわけではなかったし、むしろ自分の育ちの悪さのようなものに気づき始めてしんどかった。彼から結婚しようと言われたけど、彼の両親には私は気に入ってもらえていなさそうだったし、同じような環境で育った相手の方が一緒にいてラクかもって思って別れた」（30代女性）

▽ 育った環境は変えられるものではありません。大人になれば、自分でほしい環境を手にしていけるものですが、子どもの頃からなじんできた価値観や考えを変えることは簡単ではありませんよね。育ちが大きく異なる2人が結婚にたどりつけたとしても、結婚生活で大変な思いをすることは少なくないようです。