メカセツコが解説!! セフレから彼女になれない理由って!?
まずいきなり衝撃的な話をしますが、そもそも男性と女性の“好き”という言葉の認識には大きな違いがあります。女性は恋愛感情として“好き”という言葉を使いますが、男性はメリット・デメリットで“好き”という表現をしています。
セフレから彼女になれない理由って!?
男性と女性の“好き”の根本的な違い
たとえば女性だってコスメを選ぶ時は、品質やブランド力で選ぶならDi○r、お手軽さや値段・バリエーションで選ぶならCANM○KE……というように、それぞれのメリットでカテゴリを分け、それを“好き”と表現しているはずです。なので「どこのコスメが好き?」ときかれれば「Di○rも好き、CANM○KEも好き」と答えるわけです。
男性はこれと同じ感覚で“好き”という言葉を使うため、一見同じ言葉である“好き”を交わしあったとしても、男女間の認識にズレが生じ、アベコベな関係になってしまうのです。
彼女になれなくても「好きと言ってくれた」という部分だけで関係性を判断してしまう女性はたくさんいますが、これが失敗の原因です。
男性は関係性やカテゴリごとに“好き”が存在する
カテゴリごとに好きが存在するということは、セフレと彼女には「セフレとして好き」「彼女として好き」という明確な違いがあります。
メリット・デメリットで“好き”を選択する男性は、セフレに対しては「簡単にセックスできること」というシンプルさを求める一方、彼女に対しては「一緒に出掛けて楽しい」「仕事の話が合う」「趣味が合う」などいろいろなメリットで決めていることが多いです。
関係性の数だけ“好き”という状態が存在するため、口に出して「好き」と言うセフレが何人もいるのに彼女もいる、なんて男性も多く存在します。どれだけセフレ相手に「好き」と言われても、彼女になるメリットがなければ残念ながら彼女にはなれません。
男性と女性はセックスの価値が違う
ほかにも男女で大きく違うのが「セックスに対しての価値」。この価値というのは明確に「値段の付いている価値」という意味です。
女性にとってセックスは「お金を払ってまでする行為」という認識は薄いと思いますが、「プライスレスなパートナーとのセックス」以外にも、欲望を金銭解決するという選択肢が存在するのが男性社会。
これは男女間の化粧品への認識の違いに近いものがあるかもしれません。たとえば1本1万円する化粧品も、化粧をしない男性にはその価値がわかりません。そしてもしこの1本1万円する化粧水を男性が無料で配っていたら、あなたは喜んで受け取りつつもその男性を「物の価値がわからない人」と見ませんか?
彼女でもない女性が簡単にセックスを許してしまうという行為は、男性にとってメリットにはなれど、「簡単に体を許してしまう女性」と認識されて彼女とは遠いカテゴリに分類されてしまう要因になり得ます。
価値の低下=本来あるメリットを感じて貰えなくなる
こうしてセフレ化してしまうと男性の目にはどう映るのか。先ほどの例を使うと、「1本1万円する化粧品の価値をわかっていない人が、無料で配ってくれている」という状態に見えます。
価値があるものを無対価で渡してしまうと、それ自体にどれだけ価値があっても「無料であること」が1番のメリットになってしまって、本来の価値を感じることが難しくなってしまいます。100円で買ったポケットティッシュは100円でもなくさないようにするかもしれないけど、貰ったポケットティッシュは適当に扱ったりしますよね。同じように、どれだけ“好き”と言われても、一度セフレ化すると挽回できる可能性が大きく減って、扱われ方や対応も雑になりがちです。
自分自身の価値を下げないためにも、セフレ化してしまったら、なるべく早く「付き合うまでセックスはしない」という距離感に修正することをオススメします。セフレじゃなくなったからといって相手を嫌いになる男性は意外と少ないもの。関係性をリセットして、彼女としての「好き」を得られるように勇気を出して前へ進もう!