やっぱり違うんだなぁ…実家と義実家の違いをしみじみと感じる瞬間
「好きだな」「自分と似ているな」と思って付き合い始めた相手でも、やっぱり別の人間です。わからないところもあれば、別の価値観を持っているところもあります。一緒に暮らし始めると、その違いはさらに明白になるもの。いいとか悪いとかではなく、シンプルに「違う」のです。ここでは、妻が実家と義実家の違いをしみじみと感じる瞬間を聞いてみました。
食事に使うお皿の枚数
「私の実家では、夕飯に大皿がどんと出る系の料理が多かったけど、夫の実家では小鉢がたくさん並んでいてびっくり。これ全部義母が作っているのかと思って驚愕。しかもおいしい! 夫は私の一品料理に文句も言わずおいしいって食べてくれていたことに気づいて感動した。
義母にそれを伝えると、『私は働いていなかったし、生きている時代も違うのにそれを比べるなんてナンセンスよ』って言われて再び感動」(30代/金融)
▽ 食事のときに、大皿がどーんと置かれるタイプの家か、小鉢が並んでおかずが豊富、あるいは自分専用のお皿に食事が取り分けられている家かで違うもの。お皿の枚数が多くなればなるほど洗い物も大変になるので、その人がどんな環境で育ったのか想像できますね。
スリッパの有無
「私の実家ではスリッパ必須。みんな冷え性だから夏でも冬でもスリッパを履いて家で過ごしていたけど、夫の実家ではみんな裸足。冷え性だから、夫の実家に行くと冬は絶望的に寒くて仕方がない。かといって、自分でスリッパを持って行くのも感じが悪いかなぁと思ってなかなかできない」(30代/主婦)
▽ スリッパを履く文化で育ったのか、履かない文化で育ったのかも大きいもの。スリッパを履く文化で育った人は、足元が冷えない生活を続けているため裸足にはなかなか慣れないようです。
日中に電気をつけるかどうか
「私の実家では日中はカーテンを全開にして部屋の電気をつけないスタイルだったんだけど、夫の実家ではカーテンどころか雨戸まで閉めていて、部屋の電気をいつでもつけている状態。なんでカーテンを開けないのかな? 電気の光より外の光のほうが気持ちよくない? って聞いても、夫はよくわからないとしか答えてくれなくて謎は深まるばかり」(30代/公務員)
▽ 日中は太陽の光を浴びて電気はつけないスタンスなのか、それともカーテンを閉めたままにして電気をつけて明るくするタイプなのかでも違ってきます。風通しのいい部屋を望む人にとっては、雨戸まで閉めてしまう生活はなかなか理解できないかもしれません。
量より質か、質より量か
「私の実家は物にあふれていて、とにかく質より量という考え。夫の実家は量より質というタイプで、物が少なくて、でもちゃんと選ばれたいいものが並んでいるイメージ。そういう考えすてきだなって思うけど、質より量で育った私はつい余計ながらくたばかり買っちゃう」(20代/派遣)
▽ 物の選び方に違いがあるという声も。質より量なのか、量より質なのかで、生活スタイルも価値観もどんどん変わっていきそうです。