心の繋がりが大事! コロナ禍で変わった恋愛観3つ
新型コロナウイルスの出現により私たちの行動にはいろいろと制限がかかることも多くなりました。またこれまでの常識はもはや常識ではなくなり、最近ではこの新しい生活様式はニューノーマルと呼ばれ、定着するようになってきました。
そしてこれは恋愛においても同じことが言えます。これまでの恋愛スタイルを貫くことは、このコロナ禍においては“現実的ではない”ようです。
スピード感よりも相手を見極める恋愛へ
これまでの恋愛は、なにかとスピード勝負な部分も多かったように思います。ビビッときたら、LINEでデートのお誘いをし、数回のデートを重ね、告白まで一気にたたみかける。これが一連の流れでした。しかし、デートも簡単にはできなくなってしまった今、スピード感はあまり重要ではなくなったのです。
コロナ禍で変わった恋愛観
(1)ノリよりも価値観が合うことが重要
「ノリが合うことはとても大事だけど、この不安定な世の中だからこそ価値観が合うことのほうが大事なのではないかと思うようになりました」(34歳/SE/女性)
▽ いろいろなところへ遊びに行ったり、ライブやフェスなどのアクティビティを楽しむとき、ノリが合うかどうかというのはとても大切でした。しかし、そのようなイベントが軒並み延期もしくはオンラインになっている今、重視すべきは「ノリの一致」ではなく「価値観の一致」ということなのでしょう。
(2)自分自身の幸せを考えるようになった
「以前はあまり深く考えずに付き合っていました。でも今はあまり会えないからこそ、自分自身の幸せを優先したいなと思うようになったんです」(28歳/ネイリスト/女性)
▽ 今回の新型コロナウイルスの大流行により、「自分自身をより大切にしたい」と改めて思った人も少なくないのではないでしょうか。だからこそ、恋愛においても自分を大切にしてくれる人と一緒になりたいという思いが強くなったのかもしれません。
(3)穏やかで温かな繋がりを感じたい
「あまり危ない恋愛はしたくないですね。危険な香りのする男性はセクシーですし魅力的ですが、今の恋愛には穏やかさが必要だと思うんです」(35歳/医療/女性)
▽ 普通に生活をするだけでも常に不安がつきまとう昨今。もうこれ以上のスリルは求めていない女性も多いようです。やはり優しく穏やかで、温かな繋がりが必要なのです。
少し前までは「ちょい悪な男性がカッコイイ!」というような風潮だったのに、それも今となっては昔の話となりました。
一過性の派手な恋愛は、それなりに勢いのある時代にはピッタリなのでしょうけれども、きっと今の不安定な時代にはそぐわないのかもしれません。なにかと人恋しいこの時代だからこそ、ひとつひとつのご縁を大切にしていきたいものですね。