夫婦で政治の話をする? しない? 意見が合わないときの対処法3つ

2021.04.01

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突然ですが、みなさんはパートナーと政治について議論されることはありますか? 未来のことを真剣に考えたとき、国の舵取りの役割を担う政治の話に及ぶのは、当然の流れといえるでしょう。
とはいえ、政治に対するスタンスは人それぞれ。仲よしな夫婦であっても、対立することはあるようです。本日は、相手との意見が合わないときの対処法についてです。


考え方を言い合うだけにとどめる

「旦那とニュースを見ながら、国の政策のアリかナシかを言ったりすることはあります。ただし、あえて夫婦で一緒の見解を持とうとはしないようにしています。『私はこう思う』『俺はこう思う』『そうなんだね』でおしまい。我が家の中で答えが出て解決できる問題でもないので。
同じ見解のときはうれしいけど、違ってもそれを無理に合わせようとはしません」(会社員/20代/女性)

▽ たしかに、同じ意見ならうれしいですが、違ったとしてもそれ以上深追いをしないほうがいいかもしれません。それでケンカになっても誰も得をしませんものね。

情報交換だけする

「我が家はそれぞれ支持する政党が違うので、政治の話をするとお互いにいい気持ちにはなれず、ストレスがたまることも。なので、情報交換だけしています。『最近こういうことがあったみたいだよ』みたいな感じで、それに対しての見解は聞かれない限り言わないようにしています」(主婦/30代/女性)

▽ 政治観が違うことが最初からわかっているなら、話をしてもあまりいい展開は期待できそうにないですものね。かといって、政治について回避し続けるのも賢い選択とはいえません。ニュースキャスターのように伝達するだけに留めれば知識も深まりますし、情報弱者に成り下がってしまうなんてことはなさそうです。

政治の話はしない

「以前、夕食のときに政治について話したとき、ちょっとした口論になったんです。旦那から『忙しく働いてきてクタクタなんだから、帰ったときくらいのんびりさせてくれ』と叱られました。それ以来、政治の話はしていないですね」(自営業/30代/女性)

▽ 政治の話を、小難しくて意見がのべにくいトピックだと思う人は少なくありません。「家にいるときくらい、面倒な話はしたくない」というのが本音なのかもしれません。悪いのは消極的になった旦那さんではなく、政治について考える余裕がないくらい仕事に追われて忙しくさせている社会なのかも。

まとめ

「気まずくなるから」「面倒がられたくないから」と、タブー視されがちな政治の話。ですが国の政策は、自分の生活に関係があることが多いもの。それについてチェックしたり、意見を持つのは決して悪いことではないはずです。言い争いにならない範囲で、お互いのスタンスについて話し合えればいいですね。

2021.04.01

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。

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