独身時代が懐かしい! 既婚者が「恋愛」を懐かしいと思う瞬間3つ
結婚をしたあとの安心感と安定はとても素晴らしいものがあります。しかしその代わりに、それまで身近だった“恋愛”というものから一気に遠ざかります。
「あなたの人生にはもう恋愛なんて不要でしょう?」そう言われているような気さえしたりして。以前までのように自由に恋愛を楽しむことができなくなると、恋話そのものに懐かしさを覚えたりすることも。
恋愛のつらい悩みでさえも羨ましい
(1)恋人とケンカをして落ち込んでいる友人を見たとき
「この世の終わりみたいな落ち込み方をしている親友を見て、ちょっとした気持ちのすれ違いで別れに繋がるのが恋愛なのだということを思い出した」(31歳/営業/女性)
▽ 自由に恋愛ができなくなった立場からしてみれば、うまくいかない恋の悩みでさえも「なんだか楽しそうだ」「いろいろあっていいじゃない〜」と不謹慎ながらも羨ましくなってしまうことだってあるのです。それがたとえ当事者としては非常に深刻な悩みであっても……。
(2)失恋でさえ人生のスパイスになり得る
「たしかに失恋はつらいけど、それで女を磨けたりもする。私はもう、そういうふうには女を磨けないから……」(35歳/販売/女性)
▽ 現役時代は「恋で受けた傷は新しい恋で癒やすんだ」などと言っていても、結婚をしてしまえばもうそんなふうに自由に失恋の痛手を治すことはできません。まあ、その前に失恋する機会すらなくなってしまうんですけれどね!
「惚れた腫れた」というような話が自分の生活から少なくなればなるほど、“失恋”でさえ「人生を楽しんでいるな」などと思ってしまうものなのです。
(3)恋愛に臆病になっている友人を応援したくなる
「せっかく両思いっぽいのに、なかなかアプローチできずにいる友だちを見ると、ついお節介をやいてしまいそうになります。私ったら、よほど恋愛の刺激に飢えているのでしょうか」(30歳/保育士/女性)
▽ 自分のことではないからなのか、はたまた恋愛から遠ざかっているせいなのか。一歩踏み出せずにいる友人の背中を押したくなってしまうこともある……それが既婚者の性なのかも。甘酸っぱい恋の味を思い出すと、それだけでテンションが上がってしまうことってありますよね!
自分の境遇と比較して恋愛を懐かしむ
絶賛婚活中の女性からしてみれば、このように自由に恋愛を楽しめないと感じるのは「贅沢すぎる悩み」にうつるのでしょう。しかし、既婚者の立場からすると、なんの制限も縛りもなく自由に恋愛を楽しめるなんて、素晴らしい! と思ったりするものなのです。立場が違えば、当然考え方や感じ方は変わります。
そうでなくても隣の芝は青く見えるものですから、けっきょくは「ないものねだり」なのかもしれませんね。