ガマンの限界! 夫婦ゲンカをしたときの「家出先」はどこだった?
1晩たてば仲直りできる程度のケンカならばいいですが、「もうしばらくお互いの顔も見たくない」と思うような深刻なケンカが勃発すると、事態の収束には時間が必要になってきます。お互いに冷静さを取り戻すため、家から離れることがいいこともあるでしょう。
みずから進んで家出をしたい人はあまり多くないとは思いますが、ガマンの限界に達したときの手段のひとつではありますよね。
本日は、夫婦ゲンカをして家出をしたことがある人たちにどこに向かったのか、その体験談を聞いてまいりました。
妹の家
「まだ子どもがいない頃、旦那と妊活についてモメて、家出をしました。親には相談しにくかったので、妹の家に行きました。1週間ぐらい滞在して週末に旦那が迎えにきました」(Hさん/20代/女性)
▽ 親御さんに言いにくい理由でのケンカは、家出先も限られますよね。でも、そういう理由ほど、2人にとって重要なものだったりするものです。1人で思い詰めないことが重要!
実家
「結婚して2か月くらいたった頃、環境になじめず旦那と大ゲンカしました。実家が近かったのと、母親が私の異変に気付いていたこともあり、とりあえず家出しました。すぐに旦那が母に電話してきて謝っていました。でも、どうしても私は電話に出る気がなくて連絡を取りませんでした。3日くらいたって落ち着いたので帰りました」(Kさん/20代/女性)
▽ 結婚したばかりの頃は、変化した環境に適応するためにかなりのストレスがかかっています。うれしいストレスではあるのですが無意識に頑張りすぎているので、ちょっとしたことで激しく落ち込んだり、不安定になったりもするもの。ご自身のペースでゆっくり新生活に慣れていければいいですね。
ビジネスホテル
「1人目の妊娠がわかって3か月目くらいの時期、子どものための貯蓄や家計のやりくりについて話し合っていたときにケンカをしました。私が彼の浪費をどうしても許せなくて、『このまま赤ちゃんを育てられるのかな』と怖くなって家を飛び出しました。
でも、コロナ禍で遠い地元まで帰ることもできなくて。ビジネスホテルで3日くらい滞在しました。家にこもって思い詰めていたのもいけなかったみたいで、気分転換もできて結果的にはよかったです」(Gさん/30代/女性)
▽ きっと赤ちゃんを授かったことで、たくさんの悩みを一気に抱え込んでしまったのでしょうね。母親になる者として子どものことを案ずるのは、決して間違っていないと筆者は思います。子育てにはお金がかかりますから、パートナーが金銭面で頼りないところがあれば、そこはしっかりと話し合わねばならないですよね。
まとめ
ただでさえ家から出ることに消極的になってしまいがちな、今日この頃。家にこもりっきりで1人でもんもんと考えているだけでは、出てくる答えすら出てこないことも。頼れる人に話を聞いてもらったり、1人で自由のきく環境に身を置くことで状況がよくなるのであれば、家出も有効な手段と言えるのではないでしょうか。