結婚するために何が大事？　彼と結婚前に話しておきたい4つのこと

結婚したいという気持ちはあるものの、なかなか一歩先に踏み出せないという人も意外と多いのではないでしょうか。結婚生活をいいものにするためには、結婚前に二人でいろんな話をしておく必要があります。
今回は、結婚後の生活が良好だという4名の女性に、「彼と結婚前に話しておいたほうがいいこと」を聞いてみました。

家事と育児の分担について

「うちは事前にかなり細かいところまで話し合った。『そこまで？』ってびっくりされることもあるけれど、徹底的な話し合いのおかげで彼も結婚後の生活が具体的にイメージできたと言ってくれた。
たとえば子どもが熱を出したときには必ず順番で休む、本当に無理なら埋め合わせをする約束で交代する。家事は何をやるか、見えない家事は作らないようにして細かく書き出して、お互いが納得するように分担を決めた。
それがあったからお互いが何をしているかも見えるようになったし、徹底的に話し合うのはオススメ」（32歳／金融）

▽ 家事と育児についてしっかり話し合わないまま結婚すると、負担が女性に偏ってしまいがち。そうならないように、あらかじめ徹底的に話し合うことが大事ですよね。

子どもをどうするか

「うちは完全に選択したDINKs。彼は子どもが欲しかったみたいだけど、私が子どもを欲しくない理由をしっかり話して理解してもらった。
今では彼も『子どもはいいかな』と言っているし、お互いの両親にもきちんと説明したうえで結婚した。幸いどちらの両親も『当人たちの意思を大事に』と言ってくれたからよかったけど、孫を期待する親の心も理解できるから、子どものことは事前の話し合いがすごく大事だと思う」（35歳／IT）

▽ 本来なら子どもを持つかどうかは夫婦が自由に選択できるべきですが、最初から意見が合致することは少ないかもしれませんね。また、お互いの両親が干渉してこないとも限りません。事前の話し合いが重要ですね。

お互いのキャリアプランについて

「お互いのキャリアプランについてしっかり話し合いをしたことが、今の良好な結婚生活につながっていると思う。私は今の会社でずっと働きたいから、夫に転勤があってもついていくことはないと伝えたし、夫は夫でいつか独立して起業したいと言っていたから、私もその点は覚悟した。
キャリアプランってお互いの生き方に影響してくるところだからすごく大事だと思う」（31歳／金融）

▽ 意外と忘れてしまいがちですが、結婚によってその後のキャリアが大きく変化してしまうという人も少なくありません。特に、女性が夫の転勤についていくためにキャリア形成がうまくいかないというケースも多いです。自分たちが大事にすべきキャリアを話し合っておくことは大事ですね。

約束を破ったときのルール

「結婚前に、『不倫したら即離婚。不倫したほうは必ず養育費を支払う。罰金200万円』って決めて結婚した。念書も書いたし、お互い罰金の200万円を貯めて結婚した。
友達には『結婚前にそんなことを話し合うなんて』と言われたけれど、リスクに備えるのは大事だし、お互いにその約束を認識しているからこそ不倫なんてもってのほかと思える。ほかにも、お互いが約束を破ったらどうするかっていうルールを決めている」（30歳／不動産）

▽ かなり覚悟が固まる話し合いになりそうですね。結婚前は浮かれてしまいがちですが、リスクに備えて話し合いをするなんて堅実です。

まとめ

いかがでしたか。今回はかなりディープな内容でしたが、結婚前に彼と話しておいたほうがその後の結婚生活がスムーズなのかもと思えることばかりでしたね。ただし、お互いが言葉に気を付けて話し合わないとケンカになることもあるかもしれません。相手の気持ちを考えて話し合いをしましょう。