マザコン彼氏と結婚するなら覚悟しておいた方がいいこと4つ
お母さんが好きで、大切に思うのは当たり前の感情です。とはいえ、マザコンというと少しばかり「好き」の方向性が違う気がします。お母さんのことが盲目的に好きで、いつもお母さんが正しく、なにがあっても一番好きなお母さんの味方をするマザコン気質な夫に対して、妻たちはやはりそれなりに思うところがあるようなのです。
マザコン気質な人との結婚で生じる悩み
1. なにかにつけて義母と比べられる
「口を開けば『俺の母さんは~』という夫。料理や家事の出来不出来など、なにかと義母と比べられるのは想像していた以上につらいですね」(29歳/美容師/女性)
▽ おそらく彼はお母さんのことを偉大な存在としてリスペクトしているので、料理の味付けをはじめとし、家事や仕事などさまざまな面で義母と比較されてしまうのは避けられないでしょう。
2. 義母の口出しが多い
「義母の過干渉に耐えなければなりません。うちでは子育ての方針にまで口出しされます」(30歳/営業/女性)
▽ 夫が親離れできていないということは、つまり母親も子離れができていないということです。したがって、義母からの必要以上の口出しもじゅうぶんにあり得るということになります。義母とソリが合わないとなれば、そのうち嫁姑問題へと発展しないとも限りません。
3. 夫が味方になってくれない
「嫁姑問題が発生したとき、旦那は義母の味方です。どんな理由でも、いつも私が全面的に悪者にされます」(34歳/フリーランス/女性)
▽ マザコン気質な夫だと、嫁姑関係でなんらかのトラブルが生じた場合にもお互いにとっていい方向へと進むようなフォローは期待できないのです。なぜなら夫は中立な立場ではなく、限りなく義母側に近いポジションにいるのですから……。
4. 夫が頼りにならない
「『お袋にきいてみないとわからないから』が口癖の夫。義母に頼りきりなので、いつまでたっても一家の大黒柱としての頼りがいはでてきません」(35歳/保育士/女性)
▽ 親離れができていない人は、いつまでたっても“子ども”のような言動が目立つ場合も。なにかあったときにはお母さんに頼ればいいと思っているためか、一人前の大人として、もっと言えば一家の大黒柱としての自覚がいつまでも足りないままなのです。
幼い頃から続いてきたマザコンな生き方
マザコン気質の男性はお母さんを物事の指標にしているため、それに耐えられるかどうかが結婚を決める重要なポイントとなってきます。あらゆる物事を想定しておかなければ、結婚後「こんなはずではなかった」とポキッと音を立てて心が折れてしまわないとも限りません。一時の感情に流されず、彼への愛の大きさや彼との結婚によって得られるもの、失うものなどを総合的に考えてみる必要があると言えそうです。それらを鑑みたうえで生涯寄り添いたい相手だと思えるなら、彼の気質を変えることばかりに目を向けるのではなく、ある程度彼に歩み寄る気持ちをもつようにすることも大切なのではないでしょうか。