致命傷になる? 彼とは食への価値観がちがうなと思ったキッカケ

2021.03.04

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交際相手との食の価値観を重視する人は少なくありません。食は生活の基盤のひとつでもありますし、ここの好みがまったくちがう人と暮らすのは、相当惚れこんでいる相手だとしてもいばらの道と言えるのではないでしょうか。
とはいえ、好き嫌いは誰にでもありますし、好みのシンクロ率が100%というカップルはなかなかいませんよね。今日は、アラサー女子のみなさまに「彼とは食の価値観がちがうな」と思ったキッカケについて教えていただきました。あなたなら、こんなときどうしますか?


挑戦的なメニューを食べたがる

「彼は、食事に出かけると『これは明らかにまずいだろう』と予想できる料理を頼む。ゲテモノだったり、組み合わせがありえなかったり、辛すぎるとか、そういう一風かわったものを好みます。
彼はどんなものでも残さず食べるので、私は許容範囲だし気にしてないけれど、人によってはキツいんじゃないかな。シェアして食べるとかは一切できないですね」(インストラクター/20代/女性)

▽ 誰にも迷惑がかからない範囲で冒険されるのであれば、なにも問題はないですよね。常に刺激を求めていらっしゃるのでしょう。筆者は同じメニューをずっと食べる保守的な人間なので、そういうチャレンジャーな人は尊敬します。

高額で大量の食べ物を注文して残す

「会社の年上の上司とお付き合いしたことがあります。その人は、食事をかなり重んじていて、デートや旅行先で食べきれないくらいの料理を頼むんです。
そして残すことに躊躇がなくて。『自分の好きなだけたべて、残せるのが贅沢』みたいなことを言っていてナイなと。ごはんを残すことに抵抗感があって、しんどくなって別れました」(会社員/30代/女性)

▽ お残しはあまり感心いたしませんよね。フードロスは最小限にしたいものです。料理人さんにも失礼ですし、喜ばれることではないでしょう。でも、実際に「食べきれないほどたくさん頼んだ」ことに価値を見出す人もいらっしゃいますよね。食事をするたびに負担がかかるので、お別れをして正解だったのではないでしょうか。

○○にマヨネーズと醤油をドバドバ

「彼の部屋に遊びに行ったときに、肉じゃがを作りました。いい感じにできて食べてもらおうとした矢先、彼がなんとマヨネーズをかけたんですよね。
そのあとにお醤油も。めまいがしましたよ。『え、それなんの味がすんの?』って、本気で思いましたね。味音痴な人とは付き合いたくなかったので、その日のうちに別れちゃいました」(IT/30代/女性)

▽ 普段料理を作る人より、作らない人のほうが味変をするのに抵抗がないかもしれませんね。ほかにも「スパイスにこだわって作ったカレーライスに、ソースを思いっきりかけられてショックだった」という悲痛なお声もありました。
作り手が「この味を食べてほしいな」と心をこめて作ったのですから、相手を思う気持ちがあるのであれば、まず味変せずにそのまま味わっていただきたい。

まとめ

「食事くらい好きに食べさせてほしい」というご意見はごもっともですが、料理を作った相手の気持ちを踏みにじるようなことを平気でするような人とは、あまりお近づきになりたくないですし、付き合ったとしても長くは続かないでしょう。相手の好みに寄せられるところは寄せるよう努めることもいいですが、それ以前に「彼がその努力に見合う人間性の持ち主なのかどうか」を見極めるところからはじめてもいいかも。

2021.03.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。

華山ゆかり

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