理想の男性に思えるけど…単なる「いい人」では恋に落ちない理由4つ
「彼、とってもいい人なんだけど」というフレーズ、よく聞きませんか? いい人なのだから恋人としても優良候補かと思いきや、じつはその反対のニュアンスで、彼氏としてはイマイチという心理が隠されています。
「人当たりがよくて、やさしいいい人」なのに、恋人としては考えられないのはどうして? その理由に迫ってみました!
単なるいい人では恋に落ちない理由
人は意外性、危うげなところに惹かれやすい
相手の人間性がいいから、優れているから恋に落ちるほど、人間の心理は単純なものではありません。こちらの想像を上回る意外性、身近な人には感じられない刺激、思わず手を差し伸べたくなる危うげなところ、といった部分に人は最初に興味を抱き、そこから恋心に変わることがよくあります。
「いい人だから」という要素は、恋愛という非日常体験にはそれほど重要ではないようなのです。
「どうせ他の子にもやさしくしているんでしょ」という気持ちになる
男性の「やさしい」にはいろんな意味が含まれています。もちろんやさしい彼氏が欲しいのですが、でもだからといって全ての人、もっと言えば自分以外の不特定多数の女子にもやさしい男性というのは、恋人としては失格でしょう。
女子としては「私だけにやさしい彼」「自分を恋人として特別扱いしている彼」こそが理想なのです。明らかに誰から見ても他人にやさしい「いい人」では、そこの部分の見極めが難しくなります。
自分を振り回すようなワガママさがないと、物足りなく感じる
まるでおとぎ話の王子さまのように完璧で、エスコートしてくれる彼氏がいいかといえば、そういうわけでもないので恋愛って不合理ですよね。相手が明らかに誠実ないい人で、とんとん拍子に恋が進む、というのでは物足りなさを感じてしまうこともあるのです。
むしろ彼が一筋縄ではいかないタイプで、山あり谷ありな展開のほうが恋愛の醍醐味を感じられるという人にとって、「いい人」は魅力とはなりません。
相手がいい人すぎると、逆に引け目を感じそうでつらい
恋愛って結局、似た者同士のほうがうまくいきやすいのかもしれません。もし彼が典型的な「いい人」で、こちらが何か悪いことをしても文句も言わない、やさしくて穏やかな人だったらどうでしょう? 最初のうちはいいかもしれませんが、だんだん彼の「いい人」ぶりが気になることも。
彼はなんでも許してくれるのに私はなんて心が狭いんだろう、なんて思いだすと逆に引け目を感じて、お付き合いしにくくなりそうです。
まとめ
明らかに誰から見ても「いい人」、でもそれだけでは恋愛において決定打とはなりません。むしろ優等生的なタイプより、やんちゃなところや頼りなさげなところがある人のほうが、母性本能がくすぐられて魅力的に思えることもあるでしょう。
でもそんな人が理想の彼氏としてふさわしいかというと、また別問題。結局どんな人が恋人にふさわしいのか……それを見極めるのはとても難しいことですね。